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子育てのスピリチュアルな意味

テーマ:コラム

子育てとは、神様から預かった魂を成長させるということです。

ですから、苦労も付きものですし、大変な思いをするのも頷けますよね。

しかし一方で、子供の成長は喜びであり、非常に幸せなことでもあります。

スピリチュアル的な子育ての意味として、子供の成長に携わることは『魂の成長』を見るのと同じ事です。

嬉しいこと・喜び・幸せな体験も目の当たりにしますが、過去世からのカルマを解消するための試練も魂の成長には必要です。

しかしそのような場面では、親の方も様々な感情に支配され、魂を成長させる機会となります。 

子供を通して、自分が体験できなかった出来事と直面したり、感じたことのない感情を抱くこともあるでしょう。

つまり、子育てをしながら子供に人生を学び、いくつもの壁を乗り越え、さらに魂を成長させることができるのです。

そうした子育ての試練は、スピリチュアル的には、元々人生に課せられていたものだと考えます。

子育ては、親子で魂を成長させる試練なのです。


●子供は親を選んで生まれてくる●

子供は『親を選んで生まれてくる』とスピリチュアルの世界ではよく言います。

確かに子供は神様のもとにいて、自分が次の魂のレベルへ上がるために必要だと思われる親を選ぶのだといわれています。

ですから、体内記憶だけではなく、ごくまれに天界にいた頃の記憶もある子供が生まれてくるわけなのです。


●生まれてくる前から魂の成長を促す方法●

お腹に宿った魂は、きちんと成長して、今生で十分な修行ができる環境があると感じたら、生きていく『箱』いわゆる肉体を形成していきます。

父親・母親になる準備段階が妊娠といわれています。

スピリチュアル的に、子育てをしていく上で忘れてはいけないのが、お腹に宿している魂に『安心して生まれてきてね。一緒にあなたの魂を磨き、成長していく環境を整えてあるから。』と何度も話しかけてあげることといわれています。 

話しかけるポイントは、必ず『魂の成長が出来る』と伝えることです。 

お腹の赤ちゃんに話しかけるお母さんは沢山いますが、なかなか『魂の成長』に関して話しかけるお母さんは少ないです。 


実はこの言葉かけ一つで今生に生まれてくる前から魂の成長を促すことができます。

それと同時に知らず知らずにスピリチュアル的な子育てが始まってきます。


●子供の成長を見ることは魂の成長を見ることと同じ●

子供が成長していく過程を見ていくことはとても幸せなことです。

もちろん、喜び・幸せだけではなく、時には大変なこともあるのは事実です。

スピリチュアル的な子育ての観点から言うと、成長の過程を見ることは魂の成長過程を見るのと同じこととなってきます。

嬉しい体験や幸せな体験ももちろん大切ですが、過去世からのカルマ解消のための厳しい試練を乗り越えることも実は魂の成長には必要となってきます。

ですから、時には深く傷つくこともあるでしょう。

そんな時は親の方も様々な感情に支配されることと思います。

でも、それは子供と一緒に魂の成長をするチャンスなのです。

様々な感情を経験することは、子供の成長にとってとても大切なことです。

もちろん親側にも同じことが言えます。

一つの壁を乗り越え、人生を学んでいく…。

そうして心も体も、そして魂の部分も成長していくのです。

スピリチュアル的な子育ては、この『乗り越えなければならない壁や試練は、もともとの人生のプランで魂を成長させるため課されたもの』と考えます。

次々にくる試練や荒波を乗り越えることは、魂をより輝かせるための計画の一部なので、これを乗り越えたらワクワクするような学びがあると考えて、子供の成長を魂の成長だと思い、見守りながら親子で成長を促しあって下さい。


【実は生まれてくる子供の方が霊的成長が出来ている】

子育てをしていると、たまに『子供の方が親の方よりも大人じゃない?』と感じることが出てくると思います。

実はそれ、スピリチュアル的な考えを持ち込むと、正しいと言えるのです。

生まれてくる子供は、親の魂より霊的成長をしていて、来世の自分と同じくらいの魂の輝きを持っているといわれています。

ですから、子供の方が親の方より精神的に少し大人じゃない?と感じることがある時は、その子供の魂の成長ぶりが少しばかり垣間見れる時だといわれているのです。

親が『いつでも正しいわけではない』『子供をちゃんと見習わなくてはならない時もある』という教えを子育てを通して神様がそっと教えてくれているのでしょう。


【子供は親の心を映し出す鏡】

子供が何か問題を起こした時は、子供を直そうとするのではなく、『今、自分は疲れていないか』『頑張り過ぎていないか』を自分自身に問いかけ、心を見つめることが大事です。

そうして子供を通して『気の疲れ』に気づき、取り除いていくことで、自分自身に幸せや喜びを引き寄せることができるのです。

イライラしていたり疲れていたりすると、そばにいる人にもネガティブな影響を及ぼし、人間関係のトラブルが起こりやすくなります。

子育てもそれと同じで、相手との関係や物事を良い方向に持っていくためには、まずは自分の気持ちや心を見つめることが大切ということなのかもしれません。


子供は親が自分自身の深層心理に気づけるようにサポートする天使なのです。


スピリチュアルな観点から、今世でご縁があって親子としてめぐり合った魂同士は、お互いを認め合いながら、成長していかなければなりません。

その途中で起こる出来事は、親の魂の学びであったり、子供の魂の学びであったりします。

子育ては、お互い与え合う愛情の中から生まれるプラスのエネルギーを、この世界に広げていく大切な時間です。


曼荼羅アーティスト Petit Piano