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マインドフルネスがもたらす効果
テーマ:コラム
スピリチュアルや心理学などの分野で語られる【マインドフルネス】。
ここでいうマインドフルネスな状態とは、今を生きるために脳内の意識を統一できている状態を指します。
【マインドフルネスの状態を作る】には、邪念・先入観・固定概念・ストレスなどの余計な思考を取り除き、自分にとって理想の脳内環境を作ることが大切なんです。
この記事では、マインドフルネスな状態がもたらす効果と、今すぐ実践できる2つの方法をご紹介します。
【マインドフルネスな状態がもたらす効果】
●集中力を増幅させる効果がある●
マインドフルネスな状態を作ることで、『物事への集中力が増す』という効果を得られます。
現代社会では、何かと情報・マルチタスクに追われる場面が多いですよね。
【仕事】…職場で複数の業務を一人でこなさなければならない
【家庭】…家事・育児に追われて落ち着いて考え事をする暇もない
こうして体力・気力ともに奪われてしまっても、マインドフルネスな状態を作ることで、再びタスクに向かえるだけの集中力を備えることができます。
【ストレスによる不調を軽減させる効果がある】
過度なストレスを受けると、ホルモンバランスの乱れ・鬱など心身の不調を生じます。
というのも、脳内で分泌されるべき幸福ホルモン『セロトニン』が不足するからです。
マインドフルネスな状態には、脳内のセロトニン分泌量を増やし、ストレスによる心身の不調を軽減する効果もあります。
【判断力・記憶力の底上げをする効果がある】
マインドフルネスな状態を作ることで、判断力・記憶力の底上げをする効果が見込めます。
人生を左右する選択に判断力は必須ですし、勉学を捗らせるためには記憶力も不可欠です。
雑念の多い脳内には、ストレスホルモンである『コルチゾール』が過剰分泌され、判断力・記憶力の中枢となる海馬の働きを弱めてしまいます。
このような悪循環を阻止するためにマインドフルネスな状態を作り、判断力・記憶力の底上げ効果を狙うべきだといえます。
【マインドフルネスな状態を作る方法】
●ヒーリングBGM×マインドフルネス瞑想●
一般的なマインドフルネス瞑想とは、『姿勢を正して自分の呼吸音を聞く』というものです。
しかしこの方法は、過度なストレスを抱えた方に効果的とはいえません。
ストレスを抱えている時、人は注意力散漫になっているため、周囲の雑音が気になって自分の呼吸音に集中しづらいはずです。
そこでまずは、以下の方法で瞑想を試みて下さい。
①イヤホンを両耳に装着し、ヒーリングBGMを流す(クリスタルボウル・海の音・鳥の囀り)
②楽な姿勢で椅子に腰掛ける・楽な姿勢で地べたに座る
③腹式呼吸を5~10分ほど繰り返す
●自由テーマでジャーナリング●
ジャーナリングとは、自分の考えや感情を紙に書き起こすということです。
マインドフルネスな状態を作るために効果的な方法で、瞑想に次いで手軽に実践できます。
ただし、小説・感想文のようなロジカルシンキングは一切使いません。
文章が支離滅裂であっても構いませんので、自由なテーマ・言葉を使って心の中をあぶり出せばOKです。
①自分の書きたいテーマを決めて紙・ノートに書く
②テーマについて思いつくままに書き出す
この方法を実践するために揃える物は紙とペンのみでOKです。
自分自身の心情を認識する意味でもマインドフルネス効果の高い方法なので、是非試してみて下さいね。
【マインドフルネスは今を生きるために必要なメソッド】
この記事でご紹介したマインドフルネスの効果を一文で表すとすれば、『今を生きられるようになる』です。
瞑想やジャーナリングといったメソッドを実践し、その効果を体感しましょう。
また、マインドフルネスな状態を作る目的を見失った時は、以下の3点を意識してみて下さい。
●自分を取り巻く雑念を手放す
●脳内のストレスを緩和する
●より豊かで実りある人生を送る
マインドフルネスとは、自分に関わる全ての状況をありのままに受け入れ、『今ここ』の瞬間に意識を集中することです。
この状態になるためのマインドフルネス瞑想は、『今この瞬間』にいるために不可欠な注意力と集中力を養うためのトレーニング方法です。
マインドフルネス瞑想は、精神疾患などの治療法の一つとして効果が期待されているだけでなく、生活の質を高め、より良い人生を送るための手段ともなりうるものです。
毎日実践することが理想的ですが、まずは自分にできる範囲のことから始めてみましょう。
曼荼羅アーティスト Petit Piano