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ノアの方舟伝説

テーマ:神聖幾何学模様

ノアの方舟伝説という話を聞いたことがある人は多いでしょう。

ですが、神がなぜ方舟を作るように命じたのか?その物語のあらすじについては意外と知らない人は多いかもしれません。

現在の日本や世界では洪水が所々で発生しています。

なんだか創世記の方舟伝説に似た状況になってきたと考えてしまいますね。

今回はノアの方舟伝説を解説していきます。


【ノアの方舟とは】

ノアの方舟とは、地球上の生命を一掃するために神が起こした大洪水からノアとその家族、全ての生物種を救うために建造された巨大な舟のことです。

大きさは長さ137m・幅23m・高さは14mです。

5階建てのビルを想像すると大きさがわかるかと思います。

側面にはドアがあり、上部には屋根または天窓が取り付けられていたと言われています。

方舟はイトスギの木で造られ鳥の巣と称される小部屋に分かれた構造です。

さらに外側と内側はアスファルトで防水が施されていました。

そんな巨大な舟をノアは120年という歳月をかけて完成させたのです。

そしてノアは方舟に乗って【人類の祖先】となりました。

では、ノアとはどんな人物なのでしょうか?


【ノアとは】

ノアは聖書の中で最も長寿であった『メトシェラ』の孫です。

メトシェラの父は『エノク』です。

エノクは神によって天に召されたとされる人物です。

天に召されたエノクは、『大天使メタトロン』になったという話があります。

そんな神と共に歩んだ家系に生まれたのが【ノア】です。

ノアはアダムの子どもの『セト』の直系子孫になります。

ノアは非常に信心深い真面目な男でした。

創世記では950歳になって亡くなったことが記されています。

ノアも祖父と同じく非常に長寿な人物だったのです。


【ノアの方舟伝説のあらすじ】

神様がこの世界を創造してからしばらく経ってからのお話です。

地上には多くの人間が暮らしていました。

ですが、地上には悪いことを考えるような人間で溢れかえっていたのです。

人々は享楽にふけり、異性や富・名声に溺れ、神様の愛から離れて生きていました。

神様が願っていた【愛の世界】とは程遠い世界になっていたのです。

その様子を見て神様は嘆き悲しみます。

『私は人を造ったことを悔いる』

そうして神様はあることを決断します。

『私が創造した人を地上から消し去ろう!人も獣も空の鳥までも!』


しかしその時代には一人の正しい人間がいました。

その人間がノアです。

ノアは信心深い男であり、神様と共に歩んだ男です。

そんなノアの前に神様が現れてノアにこう告げます。


『私は全ての人間を滅ぼそうと決めた。洪水をこの地に送る。地上にいるものは死に絶えるであろう。』

『だが、私はあなたと契約を結ぶ。あなたはイトスギの木で方舟を造り家族と動物のつがいと共に方舟に入りなさい。』


ノアは神様の言葉通りに方舟を造ります。

ノアが方舟を造っている時に市民がノアの元を訪れます。


『なんでそんな大きな舟を山の上に造っているの?』

ノアはこう答えます。

『あなた達も方舟を造りましょう。人間が神様を離れて自分勝手に生きるから神様が洪水で裁くと仰っている。』


その話を聞いた市民は激怒します。

『ふざけるな!』

そういって市民はノアを虐げ嘲笑いました。

ですがノアはどんな苦痛を受けても神様の言葉を伝え方舟を造り続けるのです。

そしてようやく方舟が完成します。

ノアは市民の元に方舟が完成したことを伝えに行きます。


『方舟が完成した!裁きの時が来たからみんなで方舟に乗ろう!』

市民はノアに冷たく当たります。


『いつ洪水が起きるだって?誰もお前の言葉なんて信じない!』


神様は最後の最後まで人間にチャンスを与えました。

ですが、ノアの8人の家族以外は誰一人としてその言葉に耳を傾けなかったのです。


そして遂にその時が訪れます。

とてつもない大雨が降ってきました。

ノアの家族と動物達は急いで方舟の中に入ります。

あっという間に地上の水は増え、全てを飲み込んでいくのでした。


その後も雨は降り続け、40日間も降り止まない雨。

こうして地上の生き物はノア達以外全て息絶えてしまったのです。

もちろんノアの話を聞かなかった市民もです。

そして150日の時間が経った頃にようやく水は減り始めました。

方舟はアララト山の上に止まります。

そうして人類を滅ぼした大洪水が終わりを迎えるのです。


その時に神様がノアの前に現れます。

『ノアよ、全員を連れて方舟から出てきなさい。私はお前とその子孫、全ての動物と契約を立てる。もう2度と洪水によって生き物を滅ぼしはしない。この契約の証として虹をかけよう。虹を見て私はこの契約を思い出そう。』

ノアが空を見上げると、美しい虹がかかっていました。


【ノアの方舟が伝えたいこと】

ノアの方舟伝説は、私達に様々なことを伝えてくれます。

まずは神様への尊敬を忘れないこと。

ここでは神様を【自然】と読み替えても良いでしょう。

自然との調和を忘れて自分勝手に生きる人間。

それに対して裁きを与えられるというのがノアの方舟伝説です。

今の人類もお金に取り憑かれて神様や自然への尊敬を忘れていないでしょうか?


現在世界中で洪水が発生しています。

もちろん日本においてもです。

自然への調和を欠いたことによる災害です。

人災と言っても過言ではない災害が非常に増えてきています。

まさにノアの方舟の世界のようになっていると思えてしまうのです。


ノアは神様の言うことを実直に聞いていました。

ですが、世界の99.9%の人は神様の話を聞こうともしませんでした。

結果的にノアの家族だけが生き残ることになります。

つまり、大多数が正しいとは限らないということです。

大衆は常に間違うという言葉もあります。

大衆の【同調圧力】に流された行動は本当に正しいのでしょうか?


ノアは、市民の批判を気にせず方舟を造り続けました。

そうして【人類の祖先】となったのです。

あなたの人生においても様々な人があなたについて批判することがあるかもしれません。

ですが、批判をしている人があなたの人生の責任を取ることは決してありません。

自分の選択の責任は、自分で取ることになります。


きっとあなたは大きな選択を迫られていることでしょう。

その選択が本当に正しいのか、よくよく考えてみましょう。

その言葉は、本当に神様や救世主の言葉でしょうか?

あなたを破滅へと導く【悪魔の囁き】かもしれませんよ。


今回は【ノアの方舟伝説】を解説しました。

ノアの生きていた時代と現代は驚くほど似ているように感じてしまいます。

神様への信仰を忘れて自分さえ良ければそれで良いという人が増えてしまいました。

そんな地上を見て神様はどう思うでしょうか?

神様はもう2度と洪水で人類を滅ぼすことはないと約束してくれました。

そう約束してくれたのも、人類に期待をしていたからこそです。

あなたの今の行いは神様の意に背くことになっていないでしょうか?

よく考えて、くれぐれも選択を間違えないようにして下さいね。


曼荼羅アーティスト Petit Piano