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3.11のパラレルワールド
テーマ:トリビア

この時期になると毎年思い出す【時空の揺らぎ】現象があります。
東日本大震災の被災地で、多数の日本人が時空連続体の基本構造に発生した【時間の遅れの波紋】を体験したと主張しました。
仙台市近郊の沿岸部が津波に全てを押し流された数日後、被災地の現状を調べ、また行方不明になった家族を探す目的で、避難した被災者の一団がワゴン車で被災地の現場に戻って来た時にその現象は起こりました。
小道を走っていたワゴン車は突然、異様な形をした雲のようなものに突入しました。
真っ昼間でしたが、雲はかすかに光っていて、車が進むにつれて長く伸びながら包み込むように見えたといいます。
その間、数瞬間ドライバーも含めて同じ車に乗り合わせた全員が車の両側に昔懐かしい古風な村の風景や人間を目撃しました。
ただ、それは昔は昔でも、どこかひどくチグハグで違和感を感じさせる奇妙な景色だったそうです。
古い写真でよく見るような英国のビクトリア王朝時代と日本の江戸時代をミックスしたような、ヘンテコな光景でシルクハットの紳士たちと、顔をペイントした着物姿の娘たちが、腕を組んで歩いているかと思えば、向こうでは伝統的な侍姿のいかつい男たちが闘歩していたといいます。
景色は不安定に揺らめいてはいたが、確かに昔の家屋が立ち並び、人々が生き生きと動き回っている村か町の光景だったといいます。
1分かそこら車が進むうちに、あの奇怪な雲が消えた途端、まるでガレキに乗り上げたようなショックを車体に感じ、次の瞬間、周りの幽霊じみた世界が、元通りの見慣れた世界に戻っていたそうです。
異なるパラレルワールド的別世界の光景を、時空を超えて垣間見た瞬間でした。
また、東日本大震災で津波が押し寄せている様子を上空から中継している映像に映っている白い光が猛スピードで陸を走り抜けていく場面がありました。
私には一反木綿のように見えたのですが、謎は深まるばかりです。