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ジャンヌ・ダルクの名言
テーマ:トリビア

ジャンヌ・ダルクは1412年頃ドイツとフランスの国境付近の小さな村、ドンレミで生まれます。
父親は農業を営んでおり、彼女はどこにでもいるごく普通の女の子でした。
しかし12歳の時、道を歩いていると急に大天使ミカエルとキリスト教の聖人が現れる幻視を見ます。
彼らはジャンヌ・ダルクに『イギリス軍を駆逐し、王太子シャルルをフランス王位に就かしめよ』という啓示を残し、消えました。
ジャンヌ・ダルクは天使たちのあまりの美しさに感動し、彼らが消えた後、泣き崩れたといいます。
その時からジャンヌ・ダルクの人生は一変します。
彼女は天使からのお告げの通りに、まずは王太子に会うことを目指します。
ついに王太子に会ったジャンヌ・ダルクは、『私は神の声を聞いた。私以外にこの国を救える者はありえません。』と堂々と主張します。
そして17歳で軍隊に入り軍事指揮を取ることになります。
そこから大逆転で勝ち続け、フランスにとって大事なオルレアンという領地を奪還し、12歳で啓示を受けた『シャルル王を国王にする』ことに成功しました。
その後、フランスとイギリスは休戦協定を結びますが、すぐに失効。また戦争が始まり、ジャンヌ・ダルクは敵に捕まり捕虜となってしまいます。
シャルル国王は引き渡しを要求せず結果的にジャンヌ・ダルクを見殺しにしてしまいます。
最終的には異端の罪で火あぶりの刑にされてしまいました。
そしてわずか19年の人生を終えるのでした。
ジャンヌ・ダルクの死後、22年間も続いたイギリスとフランスの100年戦争が終結、その後、ジャンヌ・ダルクの復権裁判が開かれることになりました。
ローマ教皇も承認したこの裁判でジャンヌ・ダルクは無罪となりました。
現在でもフランスを救った英雄として聖人の1人として神格化されています。
◆◇◆ジャンヌ・ダルクの名言◆◇◆
革命家ではなく愛の指導者になりたい
一度だけの人生。それが私たちの持つ人生すべてだ。
私がそこにいないのなら神は私をそこに行かせるでしょう。私がそこにいるのなら神は私を居させ続けるでしょう。
私は全く怖くない。これをするために生まれて来たのだから。
私たちは一つの人生しか生きられないし、信じたようにしか生きられない。
あなたが何者であるかを放棄し、信念を持たずに生きることは、死ぬことよりも悲しい。若くして死ぬことよりも。
勇敢に進みなさい。そうすれば総てはうまくゆくでしょう。
私たちが戦うからこそ、神様は勝利を与えてくださる。