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彩雲は、太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られることを言います。

雲が虹色のグラデーションのように見えることもあります。

彩雲は、雲の小さな水滴に太陽光が当たって光の屈折が起こり、プリズムのように彩られる虹と同じような原理で起こります。

彩雲はなかなか見られない現象であることからも、縁起の良いことの前兆だと昔から言われているようです。

別名を『瑞雲』『慶雲』『景雲』『紫雲』などと呼ぶこともあります。

【彩雲とスピリチュアルの関係】　

彩雲がスピリチュアルと関係している理由は、日本古来からのものだといえるでしょう。

仏教では、日暈(ハロ)とともに、寺院の完成のお祝いなどの重要な出来事の際によく発生する現象として記録されていたようです。

阿弥陀如来の来迎図(神様が極楽へとお迎えに来てくれる時)には、5色の雲に乗っている様子が描かれています。

日本では、1200年以上前に彩雲が現れたという内容と、彩雲の出現自体が改元の理由となり得る記録があるようです。

飛鳥時代には『慶雲』、奈良時代には『神護景雲』と、『雲』と付く元号が2つも存在しています。

仏教や吉兆とも関連が深く、スピリチュアルとの関係が切っても切れないことがわかります。

【彩雲はいつ出てくる？】

彩雲が出る条件の一つは『晴天時、太陽のそばの薄い雲』です。

また、雲の水滴の大きさによって光の回り込みが変わり、光の波長で色が決まります。

必ず7色になるわけではなく、大抵は、ピンク・水色・薄緑や黄色になることが多いようです。

彩雲を探す時は、太陽を直接見ないようにして下さい。

彩雲は天気が崩れる前に現れやすいということなので、気に留めておきましょう。

なお、彩雲は『地震雲』だと言われることもあるようですが、地震発生のメカニズムと関連付けはできていないとのことです。

実物を見たことがない人も多いと思いますが、気に入った彩雲の画像を待ち受け画面にしたり、写真を印刷して眺めたり、イメージしたりするのも開運アクションとしてオススメです。

【彩雲のスピリチュアルな意味・メッセージ】

応援しています

この調子で大丈夫です

転換期に入っています

自信を持ってください

天使・龍がそばにいます

神様からのお祝い

目に見えない世界と通じています

ジンクスを打ち破れる

運気が高まっている

上を向いて欲しい

行動しよう

【彩雲は幸せのサイン！空を見上げて見て】

自然や空に関心を向けていたり、心に余裕がなければ彩雲を見つけることはできません。

忙しい毎日で、手元にあるスマホやパソコンばかり見ていませんか？

心に余裕がなくなってくると下ばかり見てしまいがちですが、頑張っているあなたを応援するサインがきっともらえるはずです。

時には空を見上げる時間をとって、スピリチュアルな存在達からのメッセージを素直に受け取れる心優しいあなたでいて下さいね。

もし、彩雲という少し不思議で珍しい現象に出会えたなら、あなたはとてもラッキーです！

曼荼羅アーティスト　Petit Piano