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人生哲学
テーマ:コラム
生きる意味は【幸せであること】。
誰かと比べて幸せだとか、他人から見て幸せそうだとか、そんなことは関係ありません。
自分が幸せだと感じられることが大切なのです。
◆囚われた心を自由にする◆
先入観に囚われた心は、認識が歪められ、自由を失っている状態です。
自由を失うと自分自身も見失います。
本当に幸せであるためには、囚われた心を自由にすること。
その価値観を身につけることが大切なのです。
◆人と比べることの無意味さ◆
人と比べてやっかむことを、『ルサンチマン』と言います。
誰かより優位に立つことが目的になると、必要のないことにお金をつぎ込んだりして、真の幸せから遠ざかるのです。
自分を卑下する価値観にすがりつくことも、幸せから遠ざかります。
人と比べることは、自分を幸せにはしないのです。
◆終わらせることの大切さ◆
新しい自分に変わりたい。
心機一転、新しいことを始めたい。
そんな思いとは裏腹に、ぐずぐずと変われないでいる現実…。
どれもきっちりと終わらせることが大切です。
始めることばかりに意識をとられがちですが、ケリをつけることも同じくらいに重要なのです。
◆報われないこともあると知る◆
努力はいずれ報われる…そう信じていると、不得意なことに時間や労力を費やすことになり、無駄な努力となってしまいます。
世界は公正にはできておらず、いつも正しい因果関係が成り立つわけではないのです。
それを知っておくことで、被害者意識や逆恨み、偏見に囚われることも無くなります。
◆思い込みではなく正しい認識をすること◆
自分の考えは正しい…誰もがそう信じたくなるものです。
しかし、大抵は思い込みや先入観が含まれており、歪んだものの見方をしていることに気付けません。
自分が受けた教育や経験など、ごく狭い範囲の材料をもとに決めつけていないか、噂やデマに惑わされていないか、物事を正しく認識できているか、自らチェックするのです。
◆辛さを正しく理解する◆
生きることが辛いのは何故なのでしょうか。
特定の出来事や人物、あるいは自分自身にその原因を求めないことです。
辛く感じるロジックを正しく理解すれば、『そういうものだ』と受け入れられるようになります。
◆批判は自らを省みるチャンス◆
耳が痛くなるような意見ほど、自分の盲点だったりするものです。
一時的に嫌な気持ちになるかもしれませんが、自らの意見や主張を省みるチャンスでもあります。
多様な意見を取り入れ、多面的な考察を経てこそ、クオリティの高い意思決定ができるのです。
◆ある程度の負荷は欠かせないもの◆
ストレスや失敗という負荷は、全く無ければ良いというものでもありません。
使いようによっては、その後のパフォーマンスを上げる材料になるからです。
ある程度の負荷は、人生に織り込み済みにしておくことです。
そうして強さやしなやかさ、柔軟性を身につけていくのです。
◆行動は信条にもとづいたものであること◆
社会や周囲の人間からの同調圧力で、自分の行動を変えていませんか?
その行動が自分の信条に反するものであるほど、葛藤に苦しむことになります。
自分の行動は自分の意思と一致させることです。
そうすれば整合性をとるために嘘をついたり、自分を正当化したりしなくて済むのです。
◆正解を求めようとしない◆
完璧であることはわかりやすいものです。
しかし、私達を取り巻く世界には、いつも必ず正解が存在するわけではありません。
むしろ、白黒はっきりしないことの方が多いのが現実です。
完全な正解を求めないことは、あなた自身の心を軽くするためにも賢明な選択なのです。
◆最適解は一人で出せるものではない◆
いつも最適解が出せるに越したことはありません。
しかし、自分一人で正解を導き出せると思い込むのは、うぬぼれというものです。
成り行きに任せ、なるようになると開き直ることです。
そうすると、案外満足のいく解が得られたりするものです。
◆『AかBか』ではなく、それ以外があっても良い◆
世の中は優劣や勝ち負け、損得のような二項対立が多く存在します。
『AかBか』という枠組みは便利で、無意識に評価や判断に用いているのです。
しかし、その考え方では思考が制限されます。
何が正解かなど決まっていないのですから、『AかBか』という先入観に囚われず、それ以外の選択があっても良いのです。
◆偶然が生まれるゆるさも必要◆
失敗やエラー、不正解をネガティブなものとして排除しないことです。
それらも含めて、物事を許容することです。
そこから、思いがけず良い結果や意外なメリットが得られるからです。
科学技術や生命の多様性も、膨大な時間をかけて失敗やエラーを繰り返してきたものです。
偶然が生まれるゆるさがあってこそ、得られるものもあるのです。
◆◇◆生きる最終目的は、幸せであること◆◇◆
生きる意味は、幸せであることです。
これは普遍的でシンプルな答えです。
その形は人それぞれで、色々な生き方があります。
これから先も、生きることが辛い時もあるでしょう。
そんな時は、【人生哲学】をご参考に、心を軽く、気持ちを楽になさって下さいね。
曼荼羅アーティスト Petit Piano