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松果体を活性化させるには

テーマ:コラム

眉間の上に位置する第6チャクラ『サードアイ』(第3の目)と呼ばれる【松果体】。

『松果体』は、私たちの脳内にあって、スピリチュアルな面において、私たちの意識の覚醒に深く関係しているといわれています。

この松果体を活性化させることで、潜在能力が開花するとされています。

しかし、私たち現代人の松果体は、その機能を失っているといわれています。

松果体を元あるべき状態・活性化した状態に戻すには、どうすればいいのでしょうか?


【そもそも松果体とは?】

医学的にいう松果体とは、脳内に存在する直径8ミリ・松ぼっくり型の内分泌器です。

まるで、松ぼっくりのような形をしているので、『松果体』と呼ばれるようになりました。

脳の内側で『メラトニン』という睡眠を促すホルモンを分泌する器官ともいえます。

日中に日光を浴びると生成される幸せホルモン『セロトニン』に対して、夜になって生成されて睡眠が促進されるのが『メラトニン』です。

一方、スピリチュアルにおける松果体とは、【魂のありか】を指します。

これは、フランスの哲学者『デカルト』によって提唱された定義です。

デカルトの考える松果体の定義をさらに掘り下げてみると、『物質と精神も松果体を通じてお互いに作用し合っている』というフレーズが目に留まります。

こうした定義を含めて松果体とは何かを説明するとすれば、【私達の潜在能力が宿る場所】といえるでしょう。


【松果体は神秘的な器官?】

松果体は、未だ解明されていない霊的に神秘的なパワーを持ち合わせた器官です。

今より霊性が発達していた古代の人々の一部は、松果体のその神秘性・重要性にいち早く気づいていたとされています。

古代エジプトの壁画やキリスト教の建造物、またギリシャ神話の絵など様々な神話には、『松果体』が松ぼっくりのような見た目で何度も登場しています。

カトリック系キリスト教の総本山ともいえる【バチカン】市国のサン・ピエトロ大聖堂の中庭では、巨大な松ぼっくりのようなブロンズ像が置かれています。

意識の目覚め・神・悟りを説くキリスト教の総本山の聖堂に置かれているのです。

他にも、古代エジプト文明では、ピラミッドなど現代の科学よりも遥かに優れた技術による創造物を生み出し、素晴らしい叡智を持っていたとされていますが、そんな古代エジプトの人々が描いたものに、この松果体が、『ホルスの右目』【ラーの目】として描かれているのです。

脳内の断面図を見ると、まさにホルスの右目が松果体の形をとっています。

ラーの目(松果体)は、『エゴからの目覚め・この世界の叡智』を表しているのかもしれません。


【松果体とは『第3の目』?】

スピリチュアルな世界においては、悟りを開いたり、この世界の真理を深い部分で理解すると、『第3の目』(サードアイ)が開くとされています。

そして、逆に『第3の目』(サードアイ)が開くと、この世界の真実を見抜けるようになる、ともいわれています。

そんな第3の目が松果体とイコールであると言われる理由がいくつかあります。


●松果体が第3の目だと呼ばれる理由●

第6チャクラの場所と同じ場所にあるため

光を感じる事が可能な器官であるため

動物が松果体を使ってテレパシーのような行動を行なっている可能性があるため


【松果体を活性化させる3つの方法】

松果体は、食べ物・呼吸法・日光浴を含む3つの観点から活性化させることができます。


●【食べ物】フッ素加工の食品・飲料を摂らない●

松果体を活性化させるには、『フッ素加工の食品・飲料』の摂取を避けるのが効果的です。

農薬を使用した野菜・水道水・歯磨き粉などには多量のフッ素が含まれています。

フッ素を摂取することで、元々は【水晶体】だった松果体の【石灰化】が進み、正常な機能を失ってしまうのです。

普段の食事では、無農薬の有機野菜や浄水を摂取し、歯磨きの際にはフッ素なしの歯磨き粉を選んで使いましょう。


●【呼吸法】ヨガ・瞑想を日々の習慣にする●

ヨガ・瞑想で松果体を活性化させる方法もおすすめです。

いずれも『正しい呼吸法』で取り組むことを重視しており、集中力・生産性・睡眠の質の向上などに役立ちます。

ヨガは1日10分、瞑想は1日5分〜15分を目安に続けましょう。

いずれも日々の習慣として継続するほど松果体の活性化に効果があるとされています。


●【日光浴】日の出・日の入りにサンゲージング●

サンゲージング(太陽凝視)は、手軽に松果体を活性化させる方法といえます。

日の出後と日の入り前の1時間という時間帯に限定し、1回につき20秒だけ太陽を見つめましょう。

眼を通じて受け取った太陽のプラスエネルギーは、その先に続く神経・脳まで届くとされています。

そして最終的には、松果体だけでなく脳全体を活性化させてくれるのです。


【松果体(サードアイ)覚醒後に得られる能力】

第6チャクラに位置する松果体が覚醒すると、精神世界にまつわる潜在能力が得られるといわれています。

具体例として、代表的な2つの能力を見ていきましょう。


●直観力●

松果体の覚醒後は『並外れた知覚』が得られることから、直観力が冴えるとされています。

きっかけや前触れなしに人生の活路を見い出せる力が備わるともいえるでしょう。


○不可解な問題を急に理解できるようになった

○自分の気持ちを説明するのにぴったりの言葉が感覚的にわかる

○ふとした瞬間に『行った方が良い場所・行かない方が良い場所』を思いつく


このように、成果を出すために特別な努力をしたわけではないのに答えがわかるという【直観力】が備わったら、あなたの松果体が覚醒した証かもしれません。


●サイキック能力●

物質・肉体と精神の相互作用がみられると説かれた松果体の覚醒後に、【サイキック能力】(超能力)を得られる方もいます。


○妖精・霊魂・オーラが見えるようになった【霊視能力】

○外国人やペットと言葉なしに会話ができている【テレパシー能力】

○隣の県に台風が直撃する夢を見て、それが現実になった【予知能力】


サイキック能力の種類は無数にあり、人によって得られる能力が違ってきます。

つまり、松果体が覚醒するまではどのサイキック能力を得られるかがわからないわけです。


松果体はまだまだ謎の多い器官ではありますが、古くから、先人たちは松果体の重要性に気づいていました。

仏教やヒンドゥー教などでも聖者の頭の後ろに後光が描かれることなどは多く、あらゆる宗教で松果体の存在を重視しているといえます。

私たち現代人が失いつつある【松果体】は、『フッ素のカット』『ヨガ・瞑想の呼吸法』『1日20秒のサンゲージング』を習慣化することで、活性化させられます。

年齢とともに『口に入れて当たり前』となる添加物の摂取をやめ、眼と脳が喜ぶ新習慣を取り入れてみましょう。

今は目覚めの時代です。

今こそ、あなたの潜在能力を開花させる時なのです。


曼荼羅アーティスト Petit Piano