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鏡の法則とは

テーマ:コラム

【鏡の法則】はスピリチュアルの世界では、目の前に発生する事象全ての原理になっていると考えられており、良くも悪くも人生のありとあらゆる場面に作用してきます。

人間関係をはじめ自身の体調の変化、大きな話になると戦争や災害発生の抑止力やトリガーになる可能性まで含んでいる強大なパワーを持った法則であると言えます。


●人間関係●

鏡の法則が最も効果を発揮する事象が、【人間関係】です。

人は無意識のうちに自らの波動や波長と共鳴する人を求めています。

鏡の法則を正しく行使すれば、目の前に求めていた人物が現れ、お互いの波動を高め合い相乗効果を生み出すことができます。

誠実な人と関係を築きたいと思い続けながら、自らが誠実な生き方を行い続けることができれば、鏡の法則は発動し必ず望みは叶います。


●恋愛●

鏡の法則は人間関係に対して絶大な効果を発揮することは既にお話しましたが、恋愛に関しても例外ではありません。

【出会う人は鏡】と言われるように惹かれ合った2人は良い所も悪い所もお互いの本質を映し出しているのです。

相手のことを心の底から愛することができれば、あなた自身も最愛を受け取ることができるのです。


●仕事●

鏡の法則の根底の考え方に【与えよ、さすれば与えられん】というものがあります。

これは自分のして欲しいことを相手にしてあげなさい、そうすれば必ず自分に返ってくるという考え方です。

これを仕事に置き換えて相手を取引先と想定すると、取引相手のお客様に誠意真心を込めて対応すれば必然的に契約の成立や良好な関係を結べることなどの良い結果が与えられるということに繋がります。


●戦争・災害●

戦争や災害などの世界規模で起きる大きな事象は、地球に住む全人類の意識が鏡の法則によって反映されたものだと考えられています。

全ての人々が平和を願い、愛を持って生活を営んでいれば戦争や災害などは起きませんが、今の人類にそれはできていません。

誰かは必ず憎しみや悲しみなど【負のエネルギー】を発しています。

個人の持つ小さな負の感情は、やがて世界規模で集まり、強大な【マイナスエネルギー】となってしまいます。

このマイナスのエネルギーが地球の許容量を超えてしまうと、鏡の法則が作用してしまい、世界規模での大きな負の事象を発生させてしまうのです。


●病気●

古来より東洋医学やスピリチュアルの世界では、病と人の精神は深い関係にあると考えられてきました。

波動が著しく低下すれば、身体の抵抗力も落ちてしまい病にかかってしまうのです。

波動は深層意識の影響を大きく受けると考えられていますが、その深層意識と深い繋がりにあるのが【鏡の法則】になります。

不規則な生活を続け、不摂生を繰り返していると鏡の法則によって【病】という結果があなたの身体の中に映し出されてしまいます。

また、鏡の法則で言うところの原因となるものは行動だけではなく【意識】や【精神】も該当します。

健康に対してネガティブな意識や弱った精神でいるとそれもまた『病』という結果を生み出してしまうのです。


●イライラ●

皆さんも必ず一度は【イライラ】の感情を心に持ったことはあると思います。

イライラは誰もがふとした瞬間に感じてしまう一番身近なネガティブな感情かもしれません。

身近であるが故に『イライラ感情』は鏡の法則が悪い意味で効果を発揮してしまう一番の要因と言っても過言ではありません。

どういうことかと説明しますと、イライラは自分の思い通りに行かなかったり、他人から何か妨害を受けた時などに出る感情だと思います。

原因を起点とし、それに伴った結果を映し出すという鏡の法則にのっとると、イライラ感情は更なるイライラ原因を呼び寄せることになるのです。

約束の時間に遅れてしまいそうというイライラ感情を抱えた状態で普段使わない近道を通ると通行止めになっていたなど、皆さんも思い当たるような経験があるのではないでしょうか。


●お金●

心理学やスピリチュアルの世界では、お金持ちになるには鏡の法則を上手に活用するべきと言われ続けています。

実際に世間でお金持ちと呼ばれている人の中にも、意識改革を行ってからお金が自分の元に集まるようになったという方が多数存在しています。

お金を大切にする考え方・行動を実践することが収入の増加や事業の成功という結果を映し出すことになるのです。

反対にギャンブルや詐欺行為などお金に対して不誠実な行動を取ってしまうと破産という最悪の結果を映し出してしまうことになるでしょう。


●子育て●

【子は親の鏡】という言葉もある様に、親と子供という関係は【鏡の法則】の力が顕著に現れます。

例えば、小さな頃に親から暴力を受けていた子供は、結果として必然的に暴力的な人間になってしまいます。

そのまま成長すると暴力を振るう様になり、鏡の法則の効果によって親はまさに自分の行使した暴力が跳ね返ってくることになります。

もちろん悪い事象ばかりではなく、愛情をいっぱい注いで我が子を育てれば、愛を知り人を愛することのできる優しい人間に成長してきます。

そして、その愛情は必ず親へと返っていくのです。


【鏡の法則の考え方】

鏡の法則は、現在ではスピリチュアルの世界だけにとどまらず幅広い層に浸透しており、その解釈も細かく分ければ千差万別になってきています。

しかし、根幹となる揺るぎない考え方があり、それは【自分の人生に起こる事象の原因は全て自分自身の中に存在している】ということです。


●嫌いな人は自分の投影●

社会に出てコミュニティの中で生活していると、どうしても苦手な人・嫌いな人が出てくるものだと思います。

あなたの周りにも苦手だなと思う人が少なからずいるのではないでしょうか。

鏡の法則の考え方では、【相手は己の映し鏡】と言われており、相手に対して感じる感情=深層意識の中で自分自身が意識していることなのです。

例えばこの人はいつも表情が暗くて陰気だから苦手だなと感じる相手がいると仮定します。

それはあなたが深層意識の中で自分に言い聞かせていることであり、実はあなたは常に『表情が暗いと嫌われてしまうぞ、明るく振る舞ってみんなに好かれなきゃ』というある種の強迫観念を持っているのです。

言葉を変えれば【同族嫌悪】と言えるでしょう。


現実に起きる出来事は、ひとつの【結果】です。

【結果】には必ず【原因】があり、その原因はあなたの心の中にあるのです。

つまりあなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと思ってもらうと良いと思います。


曼荼羅アーティスト Petit Piano