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言霊とは
テーマ:コラム
言霊は『ことだま』と読み、言葉が目に見えない力を持っていることを意味します。
発した言葉が何らかの形で現実に影響を与え、良い方向へも悪い方向へも導くという考え方のことです。
日本では昔から、言葉の持つ力が信じられてきました。
『痛いの痛いの、お山の向こうへ飛んでいけ!』というような【おまじない】の言葉も、言霊への信仰から生まれたものです。
神社で神主さんがあげてくれる祝詞(のりと)も、言霊の一種と言えます。
優しい言葉を聞けば気持ちが穏やかになり、非難や悪口を聞けば、たとえ自分に関係がなかったとしても、嫌な気持ちになることがあるでしょう。
言葉は良くも悪くも、人間の心理に影響を与えるのです。
●海外でも言霊は信じられている●
言霊は日本だけで信じられているわけではなく、外国でも様々な形で根付いている考え方です。
例えば、ハワイでは【万物に魂が宿る】という考えのもとに、言葉にも霊力が宿っていると考えています。
また、映画や創作の世界で、呪文を唱えて悪魔を退治するシーンを見たことがある人は多いでしょう。
聖書の一節を利用して、人の気持ちをなだめるシーンを見かけることもあるかもしれません。
言霊の考え方は特定の文化に限らず、世界各地で浸透しているのです。
●言霊は名前にも●
日常で話す言葉だけでなく、【人の名前にも言霊が宿る】とされています。
名前は日常的に使用し、一生の間で数えきれないほど耳にするため、その音や意味は『人物像』に左右するという考え方があるのです。
自分の子供に、『良い意味がある漢字』や『響きが良い音』で名づけをしたいと思う親は少なくありません。
言葉が持つ力を信じている人ほど、一生懸命名前を決めるでしょう。
【言霊が持つ力とは?】
日常生活で何気なく口にしている言葉にも力が宿っていると分かれば、使い方に気を付けたくなるはずです。
どんな力を持っているのか、見ていきましょう。
●発した言葉が現実になる●
言葉が何かを実現するための力を与えたり、反対に理想から遠ざけたりすることがあります。
困難に思えることでも、言い続けることで願いが叶ったというエピソードは枚挙にいとまがありません。
何か目標を立てるときも、『叶うといいな』と漠然と思っているより、【○日までに○○を達成する!】と具体的に言葉にして、何度も唱えたり文字にして壁を貼っておいたりすると、効果が出やすくなります。
言葉を発することでより強く目標を意識でき、努力しやすくなるのでしょう。
悪口をよく言う人ほど不幸だと言われています。
それは言霊に宿るパワーを知らないからではないでしょうか?
無意識に発した言葉は怖いです。
ネガティブな言霊は自分に悪い影響を与えることを覚えておきましょう。
●言葉は使い方次第●
言霊は良い意味でも悪い意味でも、作用することがポイントです。
良い言葉を使っていれば物事も良い方向に進みやすいですが、ネガティブなことばかり言っていると、悪い方向に進んでしまうことがあります。
ネガティブな気持ちの時でも、『何とかなる』『きっと大丈夫』などポジティブな言葉を口にしていれば、元気が出てきやすくなるでしょう。
【良い結果をもたらす言霊の使い方】
人は日常のコミュニケーションで、様々な言葉を口にします。
言霊は特別な時だけでなく、日常的に意識することで、良い方向に進むきっかけを与えてくれるでしょう。
●日常的にポジティブな言葉を使う
●周囲へ感謝をする
●相手の素敵なところを褒める
【最強の言霊とは?】
ポジティブなエネルギーを持つ言霊は、是非とも口癖にしてどんどん使っていきましょう。
言霊の力は侮れません。
言葉はあなたの潜在意識にも働きかけます。
それでは使えば使うほどに運気が上がっていく言葉をご紹介しますね。
どんどん使って下さい。
●『ありがとう』
●『全てはうまくいっている』
●『ついてる』
●『嬉しい』
●『楽しい』
●『絶対大丈夫』
●『絶対できる』
引き寄せの法則で願いを叶えることは可能です。
そのためにはポジティブなエネルギーを発する言葉を選びましょう。
言霊のパワーは絶大です。
今時代はちょうど宇宙エネルギーが切り替わり、地の時代から風の時代に切り替わりました。
目に見えるものが価値を置かれていた時代から、目に見えないもの(世界)にも意識がいくような時代に変化しています。
まさに言霊の力(エネルギー)は、見えないものに当てはまるのではないでしょうか?
今回、言葉の持つ力の大切さが少しでも伝わったでしょうか?
言霊のエネルギーは目には見えませんが、感じることはできます。
人に『ありがとう』と言われると凄く気持ちが良いですよね。
言霊のパワーを信じて、うまく活用して幸せを引き寄せていきましょう。
曼荼羅アーティスト Petit Piano