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夢で見たことが現実になるという経験をしたことはありますか？

もしあったとしたら、それは予知夢なのか、自分には何か特別な能力があるのか、それとも偶然？と気になってしまうのではないでしょうか。

逆に、予知夢を見たいと思っている人もいるかもしれませんね。

この記事では、予知夢の意味と種類・予知夢を見やすい人の特徴と、予知夢を見る方法についてご紹介します。

【予知夢とは】

予知夢とは、未来に起こる出来事を夢で体験することで、超能力や超常現象の一つとされています。

一部の動物は地震などの天災を予知できると言われていますが、予知夢は人間にもそのような能力が備わっているからでは？という説もあります。

夢占いの観点からは『予知夢は存在する』とはっきりと言い切ることができます。

というのも私達人間の心の奥深くには、全く意識していない『潜在意識』というものがあり、この潜在意識は自分自身の感情・他人の気持ちなどをしっかりキャッチしているのです。

そういったことを統合すれば、未来に起こりうることも予測できるというわけです。

【正夢との違いは？】

未来に関する夢のことは『予知夢』と呼ばれ、『正夢』はその中の一つに含まれます。

見た夢が現実になるという点では同じですが、予知夢は、自分が行ったことのない場所や、見たことのないもの、想像もしなかったことが出てくるのが一般的です。

これに対し正夢は、行ったことのある場所など自分の経験内で見るのが特徴です。

何度も同じ夢を見ることもあり、内容も詳しく覚えていて、現実と夢の区別がつきにくいこともあります。

現実になるまでの期間は比較的早く、数時間~数ヶ月と幅はありますが、即現実となることもあります。

予知夢は、何かを暗示するようなメッセージ性を持ったものが多く、それが普通の夢でないことがはっきり分かるのが一般的です。

予知夢の中には、会ったことのない人や会えるはずのない人も登場します。

目覚めた時にその感情が残っていて、泣いたりパニックになったりすることもあります。

現実になるまでの期間は比較的長めで、数ヶ月~数十年と忘れた頃に現実になる場合もあります。

【良い夢は人に話さない方がいい？】

『良い夢は人に話さない方がいい』という話を聞いたことがある人は多いと思いますが、これはあながち嘘とも言えません。

良い夢を見た場合はそれを人に話すと、『夢で見たことが現実になるわけない』と笑われたり否定されたりすることもあるでしょう。

そういった周囲の空気を感じ取り、『そんなわけないか』と自分の潜在意識が変わってしまえば、良い夢の実現に少なからず影響を及ぼします。

ただし、周囲に何を言われようと自分の潜在意識が揺るがず、良い夢は現実になるという意識を持ち続けられるのなら、人に話しても構わないでしょう。

【予知夢の種類】

●正夢

夢に見たことが現実になるという最もオーソドックスな予知夢です。

現実味があり、細部まで詳しく覚えているのが特徴です。

朝方や目覚める前に見ることが多いです。

●吉夢

おめでたい夢・縁起の良い夢で、幸運を予兆する夢のことです。

吉夢を見ると運気がアップし、ツキを感じるようになるでしょう。

そして人生が発展していきます。

吉夢の見分け方は簡単で、夢が好印象だったかどうかがポイントです。

目覚めた後も気持ちが良い・楽しい・晴れやかだと言う場合は、吉夢の可能性が高いのです。

●逆夢

正夢の反対で、夢に見たことと全く反対のことが起こります。

例えば、『試験に落ちた夢を見たけど受かった』・『恋人に振られる夢を見たけど翌日にプロポーズされた』・『お金を拾った夢を見たけど逆に財布を落としてしまった』など、正夢の逆バージョンと言えるでしょう。

●象徴夢

ある数字や色などの象徴的なものが夢に出てきて、その数字や色・形などに関連したものが現実となるのが象徴夢です。

例えば『5』の数字が夢に出てきた後に5万円の臨時収入があったり、5の付く日に願いが叶ったり、といったことが起こります。

迷っている時や沈んでいる時に見ることが多く、現在の状況をシンボルによって表したり、進むべき方向のヒントを与えてくれたりします。

●霊夢

夢に出てきた人物から未来に関するアドバイスやメッセージ・警告などを受け取るのが霊夢で、先祖・亡くなった身近な人物・歴史上の偉大な人物などが夢枕に立つような形で現れます。

霊夢を見る人は、霊感のある人やそのメッセージを受けるにふさわしい人がほとんどです。　

●警告夢

その字のごとく、私達に対して警告を発している夢のことです。

本能的に何らかの危険を察知し、それを夢という形で自分自身に知らせているのです。

怖い夢・不気味な夢が多いです。

●凶夢

凶夢は吉夢の反対で、縁起の悪い夢であり、運気ダウンを伝えている夢です。

夢に出てくるシンボルが縁起の悪いものであることは言うまでもありませんが、だからといって縁起の悪いシンボルが出てきたら全てが凶夢というわけではありません。

夢の内容をしっかり分析した上で、凶夢・吉夢を見分けて下さい。

●デジャヴ

今まで来たことのない場所や経験したことのないことについて、以前に見たり経験したりしたことがあるように思えるシーンのことをデジャヴと言います。

科学的に脳が混同して、体験していないことを【既視感】として感じることもありますが、予知夢としてのデジャヴは、睡眠中に潜在意識が何らかのタイミングで【アカシックレコード】と繋がった時に見た未来の光景が蘇って起こると言われています。

アカシックレコードとは、宇宙が始まって以来の、植物・動物・人類の進化や歴史・個人の過去世から来世までの体験や感情全てを記録したもののことです。

【予知夢を見やすい人の特徴】

予知夢を見やすい人にはいくつかの共通した特徴があります。

●子供や邪心のない人

●右脳が発達した人

●感受性と想像力が豊かな人

●霊感が強くい人

●スピリチュアルに関心が高い人

【予知夢を見る方法はある？】

予知夢は、ある特定の人にしか見ることはできないのでしょうか？

実は普通の人でも、日々の訓練によって予知夢を見るようになることは可能です。

●その日一日にあったことを振り返る

●夢の中に登場したキーワードに目を向ける

●夢日記をつける

●寝る前に音楽を聴く

【予知夢は潜在的能力】

予知夢と聞くと、ある日突然、夢で宝くじが当たったり運命の相手が出てきたりというイメージがあるかもしれません。

しかし実際は予知夢とは必ずしも他動的なものではなく、そのためのヒントは自分の中に潜在的に存在します。

予知夢を見やすい人、そうでない人といますが、日々の訓練で潜在的に眠っている能力を導き出すことも可能です。

自分の直感に耳を傾け、自分の中に眠っている潜在的能力を開花してみてはいかがでしょうか。

曼荼羅アーティスト　Petit Piano