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世界の驚くべき天才たち
テーマ:コラム
この広い世界には驚くほど高いIQを持った天才というものが存在します。
彼ら天才たちによってこの世界は進歩してきました。
そんな天才たちはそのエピソードも天才過ぎます。
一般人とはかけ離れた感覚を持っていた天才。
今回は世界の驚くべき天才たちをご紹介します。
【ジョン・フォン・ノイマン】
歴史上最もIQが高い天才がジョン・フォン・ノイマンです。
彼のIQは300。
ノイマンは弁護士の父のもと幼い頃から英才教育を受けます。
6歳で電話帳を暗記し8歳で微分積分をマスターしました。
さらに8桁×8桁のかけ算も暗算で行うことも可能です。
電話帳の適当に開けたページを眺めて、番号の総和を出して遊んでいました。
ノイマンはブタベスト大学とベルリン大学、チューリッヒ工科大学に同時に在籍し、数学・物理・化学の博士号を取得しました。
【水爆】の効率概算をした時はフェルミは大型計算尺、ファイマンは卓上計算機、ノイマンは暗算でした。
その中でもノイマンが最も早く正確な値を算出しました。
実は地球上の全人類が彼の恩恵を受けています。
なんと彼は現代のコンピュータを作ったのです。
そして地球上の99%のコンピュータはノイマン型と呼ばれています。
このノイマン型コンピュータとノイマンが計算勝負をするとイノマンが勝利しました。
その時に『これで俺の次に計算の速い奴ができたな!』と喜んだそうです。
彼の驚異的な計算能力にはある秘密がありました。
彼は頭の中に様々な定理や公式、計算式を記憶しておきます。
そして新たに頭に入れた数字を次々にそれに当てはめることで瞬時に処理することが可能だったそうです。
さらに導き出した答えをまた暗記しそれをもとに次の計算を繰り返す。
そうすることでどんな難しい計算でも暗算することができました。
つまりノイマン自身がノイマン型コンピュータと同じような計算方法で計算したということです。
また、1943年には【原子爆弾開発】のためのマンハッタン計画にも参画しています。
ノイマンが中心になって『爆縮型』原子爆弾も開発しました。
アインシュタインが『唯一の天才』だと認めたのがノイマンです。
彼は天才すぎるあまり『宇宙人』『火星人』『人間のふりが上手い悪魔』と散々な言われようでした。
彼がノーベル賞を受賞できなかったのは、『受賞資格が人間であることだからだろう』というジョークが作られたほどです。
世界一の天才はそんなぶっ飛びエピソードを持った人物なのでした。
【ニコラ・テスラ】
ニコラ・テスラは『稲妻博士』と呼ばれた世紀の大天才です。
IQは200。
彼の発明は100年先を先取りしていたと言われています。
今私たちが便利な生活をしているのもテスラが『交流電源』を発明したからこそです。
一般的に発明家と言われているエジソンと同じ時代に生き競い合いました。
ただ、実績でいうとテスラの方が圧倒的に上でしたが、時代の波に飲み込まれてしまいます。
テスラは実際に形にする前から相当な精度で発明品をイメージすることができました。
SFのホログラムのような感じですね。
そのため絵や図を描く必要がなく1、2回の試作で開発を成功させていました。
さらに【フリーエネルギー】について研究しており、既に実現させていたなんて話もあります。
宇宙人と交流するには世界平和とフリーエネルギーの実現が必須条件です。
宇宙人との邂逅を果たすためには、テスラの想いを引き継ぐことが必要になるのです。
テスラは実は金星人だったとするFBIの報告書なんてものもあります。
最後にテスラはこのような言葉を残しています。
『3・6・9という数字のもつ力さえわかれば、宇宙への鍵を手に入れることになる』
【レオナルド・ダ・ヴィンチ】
イタリア・ルネサンスを代表する芸術家で『万能の天才』と呼ばれるレオナルド・ダ・ヴィンチ。
IQは180。
レオナルドが14歳の時に、画家のアンドレア・デル・ヴェロッキオに弟子入りします。
そこでヴェロッキオの絵の一部を描くことになりました。
ですが、レオナルドが描いた絵を見てビックリします。
『上手すぎる!』
この絵を最後にヴェロッキオは彫刻に専念します。
ちなみにこの作品は『キリストの洗礼』です。
レオナルドが描いたとされるのが左の天使と背景、イエスの足元と身体です。
どれもとても柔らかく繊細な色使いです。
これを14歳の少年が描いたのですから驚きです。
さらに、レオナルドの才能は芸術だけに収まりません。
解剖学・物理学・数学・機械工学の分野でも才能は一流でした。
だからこそ、レオナルドは万能の天才と呼ばれるようになりました。
ヘリコプターなんて存在しない時代に、ヘリコプターの原案を絵で可視化していました。
さらにレオナルドは、両手で同時に絵を描くことができました。
しかもかなり上手かったと言われています。
さらに鏡文字で文字を書いていたなんて話もあります。
【アルベルト・アインシュタイン】
『相対性理論』を導き出し、人類史上最も偉大な科学者と言えばアインシュタインの名を挙げる人は多いでしょう。
アインシュタインはIQテストを受けていませんが、そのIQは170程と考えられています。
アインシュタインは9歳の時にピタゴラスの定理について知りました。
そして寝る間も惜しんでその証明を考え続けて自力で証明したのです。
ある晴れた昼休みに16歳のアインシュタインは学校裏の丘に寝転んで空を眺めていました。
いつの間にかうたた寝をしてしまいます。
すると自分が光の速さで光を追いかける、という不思議な夢を見ます。
目を覚ました彼はすぐに思考実験を始め、これが相対性理論を生み出すきっかけとなりました。
【スティーブン・ホーキング】
スティーブン・ホーキングは『車椅子の天才物理学者』と言われ、『宇宙論』を研究していた人物です。
IQは160。
オックスフォード大学在学中に統計力学の教官が、ホーキングの嫌いな練習問題を解かせました。
次のゼミの時間になると、問題を解く代わりにその教科書の全ての誤りを修正して持って来たのです。
ホーキングはALSという身体中の筋肉が衰えてしまう難病を抱えていました。
そのためベッドに入るのに時間がかかってしまいます。
ある夜にシーツをめくっている間に『ブラックホール』について考えました。
そして『ホーキングの面増大積則』という法則を発見したのです。
また、『人類は宇宙に移住すべき』『人工知能が人類を滅ぼすかもしれない』と人類への遺言を残しました。
今回は『世界の驚くべき天才たち』をご紹介しました。
天才というだけあって、彼らが持っているエピソードもぶっ飛んでいます。
もしかしたら現代にはノイマン以上の、とてつもない天才が生まれているのかもしれません。
曼荼羅アーティスト Petit Piano