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不倫をしてしまう人のカルマ

テーマ:コラム

自分も周囲の人達も、誰も心からの幸せを手にすることができないと分かっているのに、不倫関係に陥ってしまうことが、なぜ起こるのでしょうか?

これにはカルマが関係していて、現時点の既婚という枠を飛び越えてしまったのかもしれません。

スピリチュアルの世界では、自分の行ったことは良いことも悪いことも、いずれは何らかの形で自分に返ってくるという【カルマの法則】が存在すると考えられています。

スピリチュアル的にカルマとは、今世での行いだけでなく、自分の記憶にない過去世での行為も関係していると考えられています。


【不倫はスピリチュアル的に悪いこと】

不倫は、社会から許されることはない悪いこととされています。

スピリチュアル的には、不倫という形で誰かを傷つけているという行為は、自分自身を傷付けることと同等な意味になります。

スピリチュアルの世界では、魂は全て繋がりを持っているという考え方があるためです。


【今世のうちに関係性を解消する必要がある】

運命の相手であるのなら、不倫のように誰かを傷付ける結果を伴うことはありません。

カルマメイト(前世からの因縁の相手)であるのなら、今世でその関係性を解消する必要があります。

スピリチュアルの観点からは、自分が起こした行動により、他の誰かが悲しみ傷付くことがあった場合には、カルマが発生します。

また、今の生活を改善する努力をせず、現実逃避により、魂を誤魔化して生きることも、カルマが生まれることになります。


【今しか見つめることのできない魂の場合】

不倫関係にまでなる人との間には、過去世でも何らかのカルマを抱えている関係性であったりします。

魂がどの時代であっても、今しか見つめてこなかった未熟な魂のままである可能性もあります。

今という時を自分に素直に過ごすことは大切ですが、そこに新たなカルマを作ることの重みを自覚する必要性があります。


【このままでは来世までカルマを持ち越してしまう】

人生がこれからも続いていくだけでなく、魂には来世というものも存在しています。

不倫関係を続けることは、カルマを来世にまで持ち越してしまうことになります。

今だけ幸せであればという概念は、未来の存在を否定する行為に繋がってしまいます。

今世でどこまで成長した魂になることができるのか、試される時でもあります。


【相手を所有したいというマイナスの自我の結果】

魂は、今世だけのものではなく、過去世・今世・来世へと続いています。

自分なりの理由があろうと、自分以外の魂を裏切ったり、悲しませたりすると、傷付けられた魂が存在することになります。

傷付けられた魂の念は、傷付けた魂に、いずれカルマとして返ってくることになります。

それが、今世のうちに来るのか、来世なのかはそれぞれですが、受け止めなければならない時がやってきます。


【本当に結ばれる運命の相手なら泥沼の不倫関係にはならない】

本当に結ばれる運命の相手であるなら、泥沼の不倫関係になることはありません。

運命の相手であれば、誰かを傷付けることもありません。

出会いはお互いのタイミングもあるので、相手が既に結婚していたというケースも考えられます。

そこで2人の間にマイナスのカルマが存在していなければ、相手を無理に奪い取る行動になることはありません。

過去世からの魂の結びつきが強い運命の人であれば、誰かを傷付ける行動を起こさなくても、いずれ結ばれる時が訪れることを魂は理解していたりします。


【不倫のカルマから抜け出すには】

不倫となると自分のとる行動により、傷付けてしまう人が存在することになります。

どんな理由があろうと、自分の行為で苦しむ人を生み出してしまうことは、カルマが生まれることになります。

カルマは解消されるまで消えることは無いと考えられています。

スピリチュアルの世界では、正解・不正解という概念はなく、自分がとった行動は自分の力で責任を持ち解消する必要があります。

あくまでもマイナスのカルマは、誰も助けることができずに、自分自身の手で解消していく方法しかありません。

過去世と同じ選択を繰り返すのではなく、これからは新たな選択をする必要があります。

誰かを傷付けることなく、自分が幸せになる方法は必ず存在しています。

苦労をしてでも、周囲の人々全てが笑顔になれるような幸福を掴んでいきましょう。


良いことも悪いことも、カルマを持っていない人はいません。

魂に未熟なところが存在するから、今世に生まれて来ています。

過去世のカルマに流されるままの生活を送ってしまうと、今世で不倫相手の家族などを傷付けることにより新たなカルマが発生し、今世のうちか、来世に持ち越しになるか、その時期は様々ですが、自分が背負うことになります。


曼荼羅アーティスト Petit Piano