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サイレントテロとは
テーマ:コラム
【消費しない・子供産まない・会社で働かない】
2022年、サイレントテロは、想定以上の速度で日本社会に衝撃を与えているようです。
【人口の減少】【少子高齢化】【介護離職の急増】【アベノミクスの行き詰まり】【消費支出の急落】【未婚化】【晩婚化】【婚姻率の低下】【出生数の低下】【若者の酒離れ】【タバコ離れ】【クルマ離れ】【外食離れ】【ファッション離れ】【貯蓄志向の高まり】など、例を挙げればきりがありません。
しかし、これらが、個人の力は小さいが大量に存在するサイレントテロリストの成果であることに気づいている人は少ないようです。
就職氷河期以降の若者を放置した日本はすでに手遅れであり、サイレントテロリストの勝利の日もすぐそこまで来ていると言えるでしょう。
しかし、サイレントテロリストのしていることは人道的・倫理的な観点から、また、地球環境の観点から正しいことであり、それを成功させればこの苦痛に満ちた日本社会に、わずかでも希望や幸せを見出すことができると信じられています。
【サイレントテロ十訓は電通十訓を真逆にしたもの】
●○●サイレントテロ十訓●○●
①必要な時にだけ使え
②大切にしろ、捨てるな
③無駄遣いをやめろ
④季節感を楽しもう
⑤贈り物などするな
⑥必要なものだけ単体で買え
⑦最小限の消費ですら計画を持ってあたれ
⑧流行?何それw
⑨無駄買いするな、よく考えろ
⑩混乱は観察するものだ、巻き込まれるな
●○●電通十訓●○●
①もっと使わせろ
②捨てさせろ
③無駄使いさせろ
④季節を忘れさせろ
⑤贈り物をさせろ
⑥組み合わせで買わせろ
⑦きっかけを投じろ
⑧流行遅れにさせろ
⑨気安く買わせろ
⑩混乱をつくり出せ
【日本をダメにした総理大臣】
団塊ジュニアの就職氷河期世代は、小泉純一郎政権下における【派遣解禁】の影響で貧困化や非婚化が進み、日本では存在しなかった世代の扱いになってきています。
実際、今から政府が対応しようにもやりようがなく、高齢化してしまった就職氷河期世代は既に手遅れの状態にあるともいえます。
【就職氷河期世代の間でミニマリストが急増してきた背景】
いわゆる【ミニマリスト】や【サイレントテロリスト】といわれているものですが、意図的に消費をせず、結婚もせず、毎日を淡々と生活していくという考えの人が多くなってきています。
これには貧困化により消費できないという面もありますが、自己責任論で就職氷河期世代を虐げてきた大企業や団塊の世代への逆襲という意味合いも多く含まれています。
住宅や自動車を一切買わず、結婚もせず、子供も作らず、生活に必要な物以外は一切買わない人が多くなっていくにつれ、内需で成り立っている日本社会は崩壊していく結果にもなりかねません。
失われた世代には失うものがないという点が非常に厄介な側面があり、子供がいないため次世代への関心などは全くなく、また、自己責任論で切り捨てられてきたがゆえ、日本社会に対する責任感が一切ない点に特徴があります。
団塊の世代には、就職して出世し、良い車に乗り、都心に一軒家を購入することをよしとする価値観がありましたが、現在の若年層では逆に車に乗らず、家も賃貸でひたすら貯蓄に励むライフスタイルがステータスにもなりつつあります。
今後、消費できないという理由によるものではなく、一切消費しないことがステータスと考える現役世代が多くなってくるにつれ、日本経済が崩壊する可能性が高まりつつあります。
【失われた世代から失われた国家へ】
日本で日本人が生まれなくなった時、それは日本という国家が消滅してしまうことを意味していますが、失われた世代から失われた国家へと今まさに変革を遂げつつある時期に差し掛かっているのです。
曼荼羅アーティスト Petit Piano