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不動明王がついてる人の特徴
テーマ:コラム

日本には色んな宗教を信仰する文化があり、祀られている神様や仏様も多く存在しています。
そして信仰している宗教を持たない、いわゆる【無宗派】という人達もいますが、そういった人達でも【不動明王】という存在を知らない人はいないでしょう。
今回は、誰でも一度くらいは聞いたことがある不動明王について触れていきます。
不動明王という名前しか知らなかった人は、この機会に不動明王のご利益などを把握してみて下さい。
【不動明王とは?】
仏教徒が多い日本では、『真言宗』『天台宗』『日蓮宗』などの密教で祀られている存在になります。
密教の最高位に祀られているのが【大日如来】であるといわれており、姿を変えたのが【不動明王】という説があるのです。
簡単に表すと、不動明王は仏教における信仰対象の神様の一人といえるでしょう。
また、不動明王は元々インド神話に登場する3大神の一人である【シヴァ神】の別名だという話も伝わっています。
僧侶であった【空海】が不動明王を日本に持ち込んだといわれていますから、シヴァ神と不動明王は同一人物の可能性も否定はできません。
そして悪を断ち切り仏道に導いて人を救う役目を担っている神様ですから、悪を懲らしめる表情で祀られていることが多いのです。
怖い表情をしてはいますが、不動明王は実は慈悲深い一面がある神様だといわれています。
【不動明王のご利益】
迷いの世界から煩悩を断ち切るように導いてくれる存在である不動明王には、自分の欲望に打ち勝つご利益があるといわれています。
不動明王に祈願をすると、仏道の邪魔になる108の煩悩の中で悪き部分を燃やしてくれ、正しい道へと向かわせてくれるのです。
またそれ以外にも、『厄除け』『学業成就』『修行者を守る』『危険から遠ざける』『出世をする』『商売が上手くいく』『健康になる』といったご利益があると知られているでしょう。
邪悪なエネルギーを剣で断ち切り、祈願した人を襲う厄災を取り去ってくれます。
そして不動明王には、知識・学問を表現している文字が含まれているため、学業成就のご利益があるといわれるのです。
正しい道を進む人を護る役目を担っている不動明王は、仏道の修行をする人達を守り、害するものを滅ぼすといわれているでしょう。
【不動明王がついている人の特徴】
信仰心がある
厳しい修行をしている
上昇志向がある
不動明王と縁がある
毎日不動明王を拝んでいる
生まれつき障害を抱えている
ご真言を唱えている
強く生きたいと願っている
不動明王に関係するグッズを持っている
毎日意識を巡らせている
親しみを抱いている
努力を続けている
不動明王を拝む
正しく理解をしている
感謝の気持ちを抱いている
他の神様や仏様とは少し違い、不動明王は厳しい環境で頑張っている人を応援する傾向が強い神様になります。
生まれつき障害を抱えていても負けずに強く生きている人や、アスリートのように厳しい修行を毎日している人を護るといわれているのです。
そして現状に満足せずに、より高みを目指している人も応援してくれるでしょう。
また、不動明王のことを正しく理解をして親しみを感じてくれる人や、感謝をする人達を護ってくれるといわれているのです。
本人に不動明王との縁がない場合でも、ご先祖様との縁がある場合には、子孫のことを護る神様であるともいわれています。
愛称で呼ばれて親しまれることがあるため、毎日不動明王を拝む人や意識を巡らせる人にも、不動明王は応じてくれます。
【不動明王のスピリチュアル効果】
スピリチュアルの世界では、不動明王には【浄化の効果】があると捉えられています。
負の念を浄化してくれ、エネルギーが最善の状態で循環できるようにしてくれる存在だといわれているのです。
日本における神様や仏様には、浄化作用や開運の効果があるといわれており、不動明王も例外ではありません。
不動明王の力を借りて浄化してもらうと、体の内側からエネルギーが滲み出るようになり、やがて全身にエネルギーが循環することでやる気がみなぎるようになるでしょう。
そして心も前向きになり、強く生きていこうとする気力が湧くといわれています。
不動明王が強く生きている人を応援する神様であることが、スピリチュアルの世界でも影響をしているのです。
【不動明王の力を借りる方法】
◆【ノウマク サマンダ バサラ ダンカン】という真言を唱える
◆待ち受け画面に設定する
◆不動明王を祀っている場所を訪れる
【不動明王の寺院】
◆瀧泉寺…東京都目黒区
◆高幡山明王院金剛寺…東京都日野市
◆一心寺…大分県大分市
大日如来の化身ともシヴァ神の別名とも表現されているのが、不動明王になります。
煩悩退散や厄除けといったご利益があり、不動さんと呼ばれて多くの人に親しまれている存在なのです。
見た目は恐ろしい表情をしていますが、慈悲深い一面がある神様だといわれているでしょう。
曼荼羅アーティスト Petit Piano