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世代ごとの年齢と特徴

テーマ:コラム

アメリカでは、1960年~1974年生まれを【X世代】と名付けたことからスタートして、1975年~1990年代前半生まれが【Y世代】、そして1990年代後半~2010年初頭の生まれを【Z世代】と呼ぶようになりました。

ただし、これらの分類は厳密に年代が決められている訳ではありません。

また、ミレニアル世代のようにZ世代と似た文脈で使われる言葉と混同してしまうこともよく起こります。

それぞれの世代ごとの生まれた時期や特徴をご紹介します。


【ミレニアル世代】

ミレニアル世代は、1983年~1995年前後に生まれた人を指して使われます。

この世代は、物心がつく頃にはデジタル機器が普及し始めていました。

パソコンや携帯電話といった機器を使いこなせる、それまでの世代よりもITリテラシーが高めの世代です。


【Y世代】

Y世代は、1981年~1990年代後半生まれを指して使われる言葉です。

生まれた時代はミレニアル世代とも重なっているため、ミレニアル世代と同じ意味合いで使われることも多い世代です。

ミレニアル世代と同様に、若いうちにインターネットが身近にあった点がそれまでの世代との大きな違いでしょう。

消費行動や考え方が大きく変わり、物欲から離れた【さとり世代】にも当てはめられることがあります。


【Z世代】

Z世代は、1990年中頃~2010年代初頭生まれでY世代に続く世代と定義されています。

厳密に定義されているわけではなく、Y世代とZ世代をまとめてミレニアル世代と呼ばれるケースも散見されます。

ただし、Y世代までと明らかに違うのが、生まれた時にはIT技術や製品が当たり前のものとしてあった点です。

Y世代もデジタルに強い世代であるもののZ世代はそれ以上で、デジタルを使いこなす一方でインターネットやSNSへの警戒心も持っています。

生まれた時からソーシャルメディアや、高度なIT技術に囲まれてきたZ世代は、これまでの世代と全く違う価値観を持っていると考えられ、新しいトレンドの中心として注目されています。


【α世代】

Z世代の続く世代とされているα世代は、2013年~2020年中盤頃に生まれた人を指して使われます。

α世代は、2022年現在はまだ幼く、社会進出は2030年代~2040年代です。

ミレニアル世代の子ども世代が、α世代に該当します。

α世代は、リアルとオンラインコミュニティの結びつきが強く、インターネットも現実の一部と認識している世代といえるでしょう。

SNSが当たり前にあるため、多様な人々の活動にアクセスできます。

役割や距離を超えて自由に行動できると予測される世代です。

幼少期からプログラミング教育が行われることも特徴で、社会進出とともにどのような活躍を見せてくれるのかと期待を集めています。


曼荼羅アーティスト Petit Piano