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Z世代とは
テーマ:コラム

Z世代の語源・由来はアメリカから伝わってきました。
世代分類を指す言葉です。
広がったのはアメリカの【ジェネレーションZ】から来ていて、そこからZ世代という言葉で日本国内で広がりました。
読み方はそのまま『ゼット世代』です。
年齢は明確には定義されていませんが、1990年半ば~2010年代生まれの世代を指すことが一般的です。
Z世代の親世代はX世代、Z世代とX世代の間のY世代もありますが、概ね『世代を表す言葉』と認識しておけば良いでしょう。
【Z世代の年齢】
Z世代の年齢は大体25歳以下の若い世代を指しています。
これから社会の中心となっていく世代ですが、企業のサービス内容によっては、この世代が中心の場合もあるでしょう。
10代向けのゲーム会社や、ティーン向けのファッション関連、バイト求人・新卒・第二新卒ぐらいまでの転職・求人サイトなどです。
【Z世代の特徴】
Z世代は情報に多く触れているため、ミドル世代以上と比べると様々な面で違いがあります。
もちろん個人差はありますが、傾向として以下のような特徴があると言われています。
●マスメディア離れが顕著●
インターネット環境での情報収集が当たり前のZ世代。
特徴として真っ先に上がるのは、情報収集の違いです。
Z世代はテレビの視聴時間よりもYouTubeやSNS等のインターネット利用時間が多く、年代が若くなるほど顕著です。
Z世代で主流なのはTwitter・YouTube・Instagram・TikTokなどですが、最近『アメリカの10代ではInstagram離れが進んでいる』という報道もありました。
Z世代は新聞やTVといった媒体から離れており、Webメディアでの情報収集が当たり前の状態になっています。
TVや新聞などの媒体は『自分自身が興味がない情報も多々入っている』ことがあり、情報過多の環境で育ったZ世代には『自分にとって不要な情報を取捨選択する』というスキルに長けている傾向があります。
そういった事もあり、Z世代には自分自身に必要な情報を得やすい、Web媒体利用が進んでいったのでしょう。
●社会問題への関心が高い傾向がある●
Z世代は、それ以上の世代と比べて、社会問題への関心も強い傾向があります。
SDGsに代表されるような環境問題への取り組みや、多様性に関する考え方に若いうちから触れていることや、東日本大震災などの災害にも接しており、そういった問題への関心が高い傾向があります。
バブル世代などと比べて、現実的な暮らしに重きを置くリアリストが多い傾向があるでしょう。
●ブランドに対するこだわりがあまりない●
一般的に言われる多様性の中に含まれるかもしれませんが、『自分の価値観に合うかどうか』といった視点を重視する傾向があります。
SNSの交流や情報発信の場が身近にある事が影響していると考えられ、企業のブランディング戦略にも変化が必要な時代になっています。
【Z世代とミレニアル世代との違い】
●ミレニアル世代とは●
1980年~1995年の間に生まれた世代と定義されることが多く、大体25歳~40歳ぐらいの世代を指しています。
この世代は『IT化・デジタル化が進んだ時代』で育っていて、インターネット環境の変化やサービスの変化に触れながら育っており、ITリテラシーの高い世代とも言われています。
●Z世代とミレニアル世代の違い●
育った環境の違いが一番の違いかもしれません。
Z世代は不況の時期に育っており、経済的なプレッシャーを受けている環境下で育つ人が多く存在しています。
ミレニアル世代は好景気の時代もあったため、そういった育った環境の違いがショッピングへの投資の仕方に違いが出たり、商品へ求める要素の違いに影響が出るようです。
また、Z世代は『貯金・貯蓄や支出を控える傾向』があり、買い物への意欲は『どれだけお買い得なのか』という点を重視する傾向があると言われています。
それに対してミレニアル世代は購入自体に興味を持つ傾向があり、育った時代の景気が影響していると考えられています。
【Z世代の次は】
Z世代の次は『α世代』と呼ばれています。
『ミレニアル世代の子供たち』として知られており、一般的に2010年代以降に生まれた世代を指しています。
Z世代はラテン文字の最後に当たるZであり、次がありません。
そのため、ギリシャ文字の最初に当たるα(アルファ)を採用し、新たな時代の始まりをイメージした世代名として考案されました。
曼荼羅アーティスト Petit Piano