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ポジティブシンキングとは
テーマ:コラム
ポジティブシンキングとは、人生や物事を前向きに捉える考え方のことです。
誰しも生きていれば悩みや不安を感じる場面はあるでしょう。
そんな時、ポジティブシンキングができれば、立ち向かっていけるかもしれません。
この記事ではポジティブシンキングの意味や実践方法、身につけるコツをご紹介します。
◆前向きな思考◆
どんな人でも生きていれば様々な出来事が起こります。
この時、それをどのように捉えるかはその人次第です。
ポジティブシンキングを実行する人は、物事の良い面を捉えて『良いイメージ』に結びつけます。
そしてポジティブシンキングは『良いイメージが前向きな結果を引き寄せる』という法則に繋がっています。
◆『もう半分』ではなく『まだ半分』◆
喉が渇いているあなたの前に、水が半分入っているコップがあるとします。
この時、あなたはどのようなことを感じるでしょうか。
ポジティブシンキングができている人は、コップを見て『まだ半分も水がある』と考えます。
一方、ネガティブシンキングになってしまう人は『もう半分しかない……』と考えるそうです。
ポジティブシンキングができる人とは『物事の良い方を見られる人』と言えるでしょう。
◆身につける7つのコツ◆
1:ポジティブシンカーの言動を観察する
人は、一緒にいる人から多大な影響を受けるものです。
ポジティブな人と一緒にいれば、ポジティブな言動を身につけやすくなります。
周囲にそのような人がいない場合は、ポジティブな芸能人などを参考にするのもおすすめです。
その人の言い方や考え方をよく観察し、真似するところから始めてみてはいかがでしょうか。
2:『なぜ』より『どうしたら』を考える
何かネガティブな出来事があった時、その原因を突き詰めようと『なぜ』を繰り返していても前には進めません。
物事の全てに明確な原因や理由があるとは限らず、見つかったとしてもそれが真実とは限らないためです。
ネガティブなことが起きた時は、『どうすれば解決するだろう』と考えるのがベターです。
既に起こってしまったことは、どうしようもありません。
後ろを振り返って嘆くのではなく、前を見て解決策を練る方が建設的です。
3:ネガティブな言葉を使わない
ポジティブシンキングになるためには、『できない』『無理』などの否定的な言葉はなるべく控えましょう。
難しい問題に直面したら先述したように『どうしたらできるか』と考えたり、自分がどのようなことを『難しい』と思っているのかを書き出したりするのがおすすめです。
解決に前向きな姿勢を取ることが、ポジティブシンキングに通じます。
4:褒めることを意識する
人や物事を褒めるためには、その人や物事の良い面にフォーカスする必要があります。
自然と人や物の良い面に目が向くようになり、これが前向きな思考のきっかけとなるのです。
人や物事の良い面が見られるようになれば、寛大な気持ちで接しやすくなるはずです。
小さなことに怒ったり不安を感じたりしにくくなるでしょう。
5:感謝の気持ちを持つ
普段から積極的に『ありがとう』の言葉を口に出してみましょう。
気持ちが明るくなって、前向きな気持ちを持ちやすくなります。
なかには『言葉だけでは無意味』という意見もありますが、大切なのは前向きな思考のクセを付けることです。
常に感謝を意識することは、ポジティブシンキングになる上で有益と考えられます。
6:健康的で規則正しい生活を送る
ポジティブシンキングをするには、心身の健康を保たねばなりません。
そのためには、質の高い睡眠をとること、バランスの良い食事を摂ることは必須です。
さらに適度に体を動かして運動することも重要でしょう。
とりわけ、質の高い睡眠は、心身の健康に欠かせないといわれます。
実際に睡眠時間が短いと思考がネガティブに偏りやすくなるという研究結果も発表されています。
また、適度に体を動かすとポジティブな気分を高めてくれる物質の分泌が盛んになるとも言われています。
7:ネガティブな自分も愛する
ポジティブシンキングになるためには、ネガティブな自分を愛し受け入れることも大切です。
『ネガティブであること』を否定することは自分を否定することにもなりかねません。
ポジティブシンキングが良いとはいえ、24時間365日ポジティブでいる必要はありません。
ネガティブな自分を受け入れることで気分が楽になり、前向きな気持ちになれるでしょう。
◆ポジティブシンキングの4つの誤認◆
言葉だけポジティブにすること
都合の悪いことを無かったことにすること
無理してプラス思考でなければならないと思うこと
ネガティブはダメな感情だと思うこと
◆ポジティブシンキングの習慣をつけて前向きに◆
ポジティブシンキングを身につけることで、様々な問題やトラブルに対して前向きに考えられるようになります。
ただし、辛さや悲しみは否定するのではなく、時には思い切り泣いて負の感情を受け止めることも大切です。
日々穏やかで前向きな人生を送れるよう、ポジティブシンキングを上手く活用できるといいですね。
曼荼羅アーティスト Petit Piano