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パラレルワールドについて

テーマ:コラム

【パラレルワールド】とは、平行世界・並行宇宙・平行時空とも呼ばれ、私達が今いる世界と並行して存在する別の世界のことをいいます。

パラレルワールドはあくまで、1つの世界が数多の可能性によって分岐した世界であるといわれています。

ある時点で別の選択をした世界であると定義されており、そこには別の選択をした自分がいるといわれています。

私達の人生は一つだけだと思われていますが、実は、過去のある時点で別の選択をした全く別の人生が他に存在している可能性があるのです。

パラレルワールドは、量子力学の世界ではよく知られた概念です。

1957年、当時プリンストン大学の大学院生だったヒュー・エヴェレット3世は、【多世界解釈】という理論を提唱しました。

これは、量子効果によって無数の宇宙が生じ、その一つ一つで異なる現象が起きているという考え方です。

量子力学で【パラレルワールド】が認識されるようになったのは、これが始まりであると考えられています。

更にそこから発展して、2014年、豪グリフィス大学と米カリフォルニア大学の合同研究チームは【相互干渉多世界】で、『パラレルワールドは存在するばかりでなく、相互に影響し合っている』という新理論を発表しました。

この理論は、『パラレルワールド同士は反発し合っていて、違うものになろうとする力が発生している』という考え方です。

例えば、何かを選択する時にこれまでの自分と違った行動をとる時には、パラレルワールドの影響を受けている可能性が考えられる、というわけです。

ほんのちょっとした選択で、惨事を免れることもありますよね。

そんな時には、パラレルワールドの別の世界の意識の影響で難を逃れた可能性があります。

宇宙はパラレルワールドを形成することで互いに影響し合い、個人レベルの選択まで変えることにより、未来へと長く伸びる世界を形成しようとしているのです。

人類が愛と平和を選択すれば、地球は末永く繁栄していきますが、もしも憎しみと争いを選択すれば、いつしか滅びてしまうでしょう。

ですから、宇宙はパラレルワールドとなって、異なる選択技から起こるあらゆる結果を経験し、潜在意識レベルで影響し合うことで、並行する宇宙が互いに影響し合いながらその寿命を延ばしていると考えられます。


曼荼羅アーティスト Petit Piano