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ワンネスとは

テーマ:コラム

【ワンネス】は、この宇宙世界に存在している【全ては一つ、一つは全て】という意味合いであり、この世界の真理を表す時に使用されます。

ワンネスの境地は、非常に深遠であり、【悟り】と同義語でもあるのです。

ワンネスとは、全てが一つの【無境界の世界】を指し、そこに分離という概念はありません。

通常、この宇宙世界は全てのコト・モノが二元的に存在しています。

【二元】とは、その漢字の通り、大元になる相反する2つの要素・概念のことを指します。

『天使と悪魔』『光と闇』『正と負』『善と悪』『陰と陽』…という風に、あらゆるものがこの二元のコントラストによって概念化され、認識されているのです。

あらゆる相反する二元のコントラストによって、私達はあらゆるものに無意識的に名前をつけて概念化し、世界を認識しているのです。

そんな二元性の最も根源的な例は、『私』と『私以外の何か』です。

その結果、沢山の差別・偏見・戦いも生まれていったのです。

【ワンネス】という言葉は、二元とは全く逆の【無境界】【私もその他の世界も全ては1つである】という非二元の境地を指します。

そして、人間は、二元の要素・概念から完全に自由になって、この非二元【ノンデュアリティ】の境地を見出した時に、本当の【平安】を知る事となります。

これこそが、多くの歴代の賢者や宗教が語ってきた【悟り】であり、【不変の真理】です。

無境界の境地、ワンネスを理解することは、深い平安(個人の私ではない全ては1つとしての私)を知るための重要な第一歩となります。

二元の世界が幻想であるというその気づきこそが、全ての始まりなのです。

ワンネスを見出していく始まりです。


曼荼羅アーティスト Petit Piano