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アカシックレコードとは
テーマ:コラム
アカシックレコードとは、全ての意識の集合体、宇宙が生まれた時からの全記憶です。
普通に生きていたら決して知ることができない情報が、アカシックレコードには寸分もれなく記録されています。
【アカシックレコードとは】
●宇宙が誕生して以来、過去に起きた全ての出来事
●現在起きている全ての出来事
●未来に起きる全ての出来事
●人類の感情や想念
●全ての生命体の過去現在未来
●悩みなどの問題解決法
●何かを創り出すための知恵や知識
●世界記憶
●前世の記憶
など、人間や地球だけでなく、他の惑星も含む全宇宙の歴史が記されている記憶層のことで、【宇宙の図書館】あるいは【地球全ての情報が集積されたデータバンク】と呼ばれています。
アカシックレコードの【アカシック】は、サンスクリット語の【アーカーシャ】に由来しています。
アーカーシャは、『何も妨げるものがなく、全てのものの存在する場所』である【虚空】を意味し、インド哲学の思想では宇宙を構成する五大【地水火風空】(万物を構成する五つの元素)の一つに数えられます。
五大は、万物の構成要素(物質の根源)である四大(地水火風)に【虚空】(アーカーシャ)を加えた古代インド思想です。
このアーカーシャに全宇宙の情報が記されており、その情報のことを【アカシックレコード】といいます。
アーカーシャ=虚空・レコード=記録、直訳すると【虚空の記録】です。
【アカシックレコード】という言葉を作ったのは、神智学協会ドイツ支部事務総長の【ルドルフ・シュタイナー】だとされています。
シュタイナーは、『アーカーシャには超物質的な方法で世界で起きたこと全てが永遠に刻印されていて、それを霊視できる』と主張したといいます。
真言宗の開祖である【空海】は、虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)という修行をして無限の記憶力を得たとされていますが、この無限の記憶力もアカシックレコードではないかと言われています。
全宇宙の歴史だけでなく、私達人間を含めた全ての存在のありとあらゆる情報がアカシックレコードに記録されていることから、現在では【宇宙のインターネット】とも呼ばれています。
宇宙上にYahooやGoogleのような検索エンジンがあり、私達はその検索エンジンを使って様々なデータを調べることが出来るイメージです。
もちろん、データを調べるためにはアカシックレコードに繋がる能力、そしてアカシックレコードに記録されている内容を読み取る能力が必要になりますが、全ての存在はアカシックレコードという宇宙版インターネットを通して繋がっています。
言い方を変えれば、私達はアカシックレコードの一部であるとも言えます。
【アカシックレコードと潜在意識】
アカシックレコードは潜在意識に繋がっていて、常に情報を送受信しているといわれています。
有名な発明家や画家・音楽家・アーティストは、無意識に潜在意識からアカシックレコードにアクセスし、情報を読み解き、そして形にしていたのではないかといわれています。
例えば天才発明家の【ニコラ・テスラ】は、『宇宙の何処かに知識の源があり、突然頭の中でホログラフィックのように3Dとしてアイデアが浮かんで来た』と言い、理論物理学者【アルベルト・アインシュタイン】は、『相対性理論は急に頭に浮かんで来た』と言っています。
作曲家【モーツァルト】は、作曲する時に、まるで頭の中の完成された譜面を紙に書き写すようにスラスラと書き損じることなく書いたといわれています。
まさしく、アカシックリーディングによって書いていたのではないかと思うのです。
古神道や仙道など東洋の技の中にも、西洋魔術などの西洋の技の中にも、潜在意識をコントロールできるようになる修行があります。
『潜在意識を顕在意識と同じようにコントロールできるようになると、心の中で思ったことが実現する』『宇宙の英知と繋がることで問題をスムーズに解決できる』と、東洋西洋関係なく伝わるので、こういった方々は、潜在意識をコントロールしてアカシックレコードにアクセス、もしくは潜在意識をコントロールできるようになったことで、思ったことが実現していたのかもしれません。
【アカシックレコードと集合的無意識】
全ての人間は、無意識の中でアカシックレコードと繋がっていることから、アカシックレコードは心理学者【ユング】が提唱した心理学の概念【集合的無意識】と比較されることがあります。
集合的無意識とは、個人を超えた民族や集団・人類などの集合体が持つ無意識のことです。
この集合的無意識も人間は無意識の中で繋がっていることを表しています。
【アカシックリーディングよりも重要なこと】
意識的にアカシックレコードにアクセスして情報を読み取ることを、【アカシックリーディング】と言います。
アカシックレコードを読み取ることができるようになる練習をするより『運命を改善する技』を磨いた方が良いということです。
アカシックレコードには、全宇宙の全てが記録されているため、自分にとって良い情報だけでなく、悪い情報も知ることができてしまいます。
アカシックリーディングを学ぶ場合には、特に『不幸や悲しみなどネガティブな面を受け入れる覚悟』を持って学ぶことが重要です。
曼荼羅アーティスト Petit Piano