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風の時代に適した働き方
テーマ:コラム
風の時代になり、人々の意識や価値観が変わる中、仕事との関わり方や働き方も大きく変化していきます。
まだまだ風の時代は始まったばかりなので、今、身の回りで起きている変化は序盤に過ぎません。
社会全体が風の時代らしく、大きく変化していきます。
その中で生きていくためには、時代がどう変化していくかを知り、自分自身の生き方について考えることが大切です。
【風の時代に起こる社会的変化】
風の時代に起こる社会的変化は、主に3つあります。
●自分らしさが武器になる
●精神的な繋がりを重視しよう
●『所有』ではなく『共有』を意識する
この3つの変化によって、私達の日常が大きく変わってきています。
【風の時代に適した仕事とは?】
風の時代の社会的変化を見ると、『もう既に時代は変わっているのだな』と実感したのではないでしょうか。
地の時代の価値観からすると、考えられないような変化が起こっています。
社会全体が変化するということは、ライフスタイルの一つである『仕事』も変化して当然です。
●個性を活かせる仕事●
地の時代は組織に属して、安定した場所で安定した生活を築くというのが当然でした。
しかし、風の時代では組織の力より、個人の力が強くなる傾向にあります。
例えば、近年注目を集めているYouTuberやインスタグラマー、SNSを利用したビジネスなども個性を活かした仕事です。
『個性を活かす』というと、『みんなと同じ』だということに安心していた人にとっては、とても難しいことに感じますよね。
しかし、もともと全く同じ人間は一人もいませんから、難しく考えすぎる必要はないのです。
自分が好きなもの、自分が得意なこと、自分の考え方…その全てが個性です。
自分が持つオリジナルを活かした仕事を見つけることで、風の時代はとても生きやすくなるでしょう。
●場所や時間に縛られない仕事●
風の時代は、場所や時間に縛られない仕事がより好まれるようになります。
インターネットの普及によって、働く場所にこだわらなくてもよくなりました。
コロナ禍の影響で、在宅ワークやリモートワークなど、働き方の選択技が増えたのも印象的です。
働く場所を自由に選択することができるということは、生活する場所も自由に選択することができるのです。
実際に、都心から地方に移住している人も増えてきています。
また、リモートでの働き方が進む一方で、会社に属していても副業を認める動きも出てきています。
パソコンやスマホひとつで、どこでも作業ができるブログやアフィリエイト、オンラインショップなどを個人の事業として始める方も多くなりました。
自分で生きやすいライフスタイルを選び、自分の時間をどう使うかを自由に選択することができると言っても過言ではありません。
●資格や学歴を問わない仕事●
資格や学歴も【地の時代】だからこそ活きたもののひとつです。
最近ではオンライン学習のみで専門的な技術を習得する事ができます。
プログラミングやデザイン・執筆業なども学習から仕事にするまで全てオンラインで完結し、資格も学歴も必要ありません。
必要になるのは、仕事として完成させる事ができるかどうかです。
束縛の多い社会では、なし得なかった事にもチャレンジできるので、資格や学歴はこれまでほど重要ではないのです。
●ITを活用した自動化ビジネス●
IT技術の進化は、ますますビジネスシーンに変化をもたらしていきます。
ヒューマンエラーが起こっていたような仕事は、人間からロボットや機械に変わります。
一時期『AIに仕事を奪われる』と、社会変化を危惧した声が沢山上がっていました。
しかし、ITを活用することで、私達の生活もより豊かになり、選択技を増やす事ができるのです。
一つのルールに縛られた単純作業は、ロボットや機械に任せ、新しいアイデアを考えたり、自分の考えを発信したり、新たな隙間を作る事ができます。
『自分にできることは何だろう?』と考え方をシフトすることで、風の時代に適した働き方を見つける事ができるはずです。
●コミュニティを活用した共有ビジネス●
【風の時代】は『個』の時代と言われますが、一人で完璧に全てをこなす必要はないのです。
自分の好きや得意を仕事にできたとしても、それだけでは仕事が完結しません。
そこで大切になるのが、『仲間』や『コミュニティ』です。
【風の時代】は、多様な価値観や考え方、生き方が尊重される時代です。
一つの考え方に沿って一つの方向性に向かっていた【地の時代】とは大きく異なります。
様々な価値観や考え方がそれぞれ尊重されるからこそ、新たな価値を想像していく事でしょう。
コミュニティでは、上下関係などの概念はフラットにし、横の繋がりでそれぞれが役割を持って取り組む事が重要になってきます。
【風の時代になくなる仕事】
風の時代は『自分軸で働く』ということが大切です。
これまでのように、『やりがいはないけど生活のため』で成り立っていた仕事は、どんどんIT技術の進歩でなくなっていきます。
簡単に言うと、人間がしなくていいような作業は仕事として成り立たないということです。
一般的に、AIの技術によってなくなると言われている職業は以下の通りです。
●事務員・銀行員・警察官・警備員・販売員・司会者・公務員・教師
●建設作業員・工場作業員・データ入力・調査作業員・ビル清掃員
●給与・福利厚生担当者・税理士・行政書士・司法書士・弁護士
●医師・歯科医師・獣医・薬剤師・保険業・社会保険労務士
●簿記・会計・監査の事務員・税務申告書代行者
●図書館補助員・パラリーガル・弁護士助手
●金融機関のクレジットアナリスト・政治家
●メガネ・コンタクトレンズの技術者
●建設機器のオペレーター・電話のオペレーター
●塗装工・壁紙貼り職人・造園・用地管理の作業員
●ネイリスト・レジ係・彫刻師・集金人
●不動産のブローカー・カジノのディーラー
●スポーツの審判・保険の審査担当者
●スーパーやコンビニの店員
●ホテルの接客係・フロントマン
●娯楽施設の案内係・チケット係・映写技師
●タクシー運転手・トラック運転手・電車運転手
●レストランの案内係・動物のブリーダー
●クレジットカードの承認・調査作業員
●時計修理工・カメラ修理工・撮影機器修理工
●苦情の処理・調査担当者・電話販売員
●測定を行う作業員・測量技術者・地図作成技術者
●検査・分類・見本採取・義歯制作技術者
●訪問販売員・路上販売・露店商人・仕立屋
●殺虫剤の混合・散布の技術者
実際に、既になくなりつつある職業も含まれていますよね。
しかし、『AIに仕事を奪われたらどうすればいいの?』と不安になる方も少なくありません。
新しい時代は、新しい価値が生まれ、どんどん市場も変わっていきます。
新しい価値観や意識に触れる中で、あなた自身も変化していくのです。
風の時代であなたらしい働き方を見つけることが重要なのです。
風の時代は個性を活かして多種多様な働き方へ変わります。
風の時代の仕事では、『個性』『多様性』『柔軟性』が鍵となってきます。
個人が自分らしい生き方を見つけ、自分自身の『好き』や『やりがい』を仕事にしていける時代なのです。
【地の時代】から【風の時代】に移り変わる時代の節目を生きる私達は、自分自身の生き方や人生について考えるチャンスをもらっていると言っても過言ではありません。
様々なしがらみの中で『自分の人生を変えたい』『自分らしく生きたい』と窮屈に感じていた人は、生きやすくなりますね。
もし、そうではない人でも自分の人生を変えるタイミングが来たのだと、新しい時代に向けてポジティブに考えることが大切です。
曼荼羅アーティスト Petit Piano