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ホルスの目とは

テーマ:神聖幾何学模様

古代エジプトのシンボル【ホルスの目】は、現代でも特別な御守りや魔除けに用いられています。

古代エジプトでは、非常に古くから太陽と月は【天空神ホルスの両目】だと考えられてきました。

やがて二つの目は区別され、左目【ウジャトの目】は月の象徴、右目【ラーの目】は太陽の象徴とされました。

左右それぞれに神秘的な力を宿しているとされます。

再生や万物を見通す力を持つと言われるホルスの目は、古代エジプトにおいて非常に特別な意味を持つシンボルでした。

ピラミッドの側面、王を埋葬する棺には必ずホルスの目が刻印されています。

これには、ホルスが王と近しい神であることや・死後も世界を見通せるように、また復活出来るように、との願いが込められているからです。 


●ホルスとはどんな神様なのか●

ホルスは古代エジプト神話における天空を司る太陽の神とされています。

頭は隼、身体は体格のいい青年の姿をしており、【ラー】(太陽神)などの他の神と同一視される場合もあります。

古代エジプトにおいて、かなり神格の高い神の一柱であり、古代エジプトの王はホルスの化身とされていました。

その為、人間と密接な関わりを持つ神としても有名になっています。


●ホルスの目には魔術的な意味がある●

ホルスの両目は、非常に魔術的で特別な力を持っていました。

両目で異なる力を持っており、癒しや再生、全てを見通す【第三の目】としての力も持っています。

天空神ホルスは古代エジプトにおいて非常に神格が高く、目だけで世界中を旅した等の衝撃のエピソードなども持っています。


【ホルスの目は左右で違う意味がある】

ホルスの目は、左右それぞれに異なる力を持っています。


●右目は【ラーの目】

父親でもある太陽神ラーの名を冠することもあり、『太陽の象徴』ともされています。

人間の脳にある【松果体】を表していると言われ、真実を見抜く【第三の目】とされています。

松果体自体が、物質と精神を繋ぐ魂の在り処であり、松果体と関係のあるラーの目も第三の目を表しているのだという説があるのです。

秘密結社フリーメイソンのシンボルにも用いられています。


●左目は【ウジャトの目】

エジプトの守護女神であるウジャトの名を冠したその目は、『月の象徴』とされています。

全てを見通す万能の目、再生のシンボルとされており、王の復活を願う信仰の強い古代エジプトでは、王の棺やピラミッドには必ずウジャトの目が刻まれています。


【ホルスの目の魔除け効果】

ホルスの目には真実を見通す力や、再生・復活を促す力があるとされています。

その為、悪いものを寄せ付けないようにする魔除けの力や、病の完治・死からの復活を願ってお守りとして重宝されています。


【ホルスの目のスピリチュアル効果】

宇宙の叡智を知る者は、目に見える現実に翻弄されることなく、学びの心を忘れません。

何を選択するか迷った時には、ホルスの目に向かうと、自分の心が本当に求めることや、必要な方を選択することが出来るはずです。

誰かにとっての正義ではなく、あなたにとっての善に光を当ててくれます。


曼荼羅アーティスト Petit Piano